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    「はやぶさ」漬けの一日(2)
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     今回のツアーは、東映「はやぶさ 遥かなる帰還」とJAXAのタイアップによるものです。


     さて、いよいよ普段は入れないエリアに突入です。
     まずは、特殊実験棟。
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     この扉の向こうに、テスト中のイオンエンジンがあります。撮影許可が出たので、ここぞとばかりに撮ります。
    IMG_1240.jpg

     実験用チャンバの銘板。
    IMG_1247.jpg

     そしてこれが、「はやぶさ2」用に開発されている(勘違いでした!)将来計画のために開発中の新型イオンエンジン「μ-20」(ミュー20)です!
    IMG_1249.jpg IMG_1251.jpg
    「はやぶさ」の「μ-10」とはずいぶん見た目が違います。開発を担当している西山さんにお話を伺ってみました。

    ・グリッドはμ-10のものと同じで、エンジン直径が増えた分だけ面積が増えている
    ・エンジンの仕組みもμ-10と変わらないが、プラズマの出方や磁石の配置などは改良している
    ・◎型の配置の、外側と内側の間の隙間は永久磁石(ネオジム磁石)のある場所
    ・中央の黒く見える場所は、効率を考えてあえてプラズマを発生させていない
    ・エンジンは1万時間の試験を終えており、問題ないと思っている
    ・今はエンジン本体よりも、はやぶさ初号機でトラブルを起こした中和器の試験・開発に注力していくことにしている

     μ-20の入っている金属製大型チャンバの傍らには、中和器試験に使う、両腕で抱えられるサイズのガラス製真空チャンバが未開封で置かれていました。 

     最後に、あんまり写真がない、チャンバの裏側など。
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     次に、飛翔体環境試験棟へ。ここでは開発中の衛星を見ることができましたが、撮影NGとのことだったので、外観写真でゴメンナサイ。
    IMG_1268.jpg IMG_1270.jpg

     ちなみに、中に入るときにはこんなスリッパを履きます。
    IMG_1273.jpg

     何があったかだけ書いていきます。

    ・水星探査機「ベピ・コロンボ」(MMO)
    ・小型科学衛星「SPRINT-A」バス部分
    ・月探査衛星「LUNAR-A」
    ・X線天文衛星「ASTRO-H」

     いずれも興味深いものでした。MMOは試験中らしいが、阪本先生いわく「午前中にはもっとちゃんとしてたんだけど、どんどんバラされちゃってますね」とのこと。
     SPRINT-Aのバスは、NECの小型衛星用標準バスを使っているのだけれど、ちゃんと見るのは初めて。とはいっても金色の冷蔵庫サイズの四角い箱にしか見えないんですが。
    参考リンク:標準衛星バスシステム NEXTAR
     LUNAR-Aはずいぶん前に解体予算が付いていたのでとっくになくなってしまったものだと思っていたら、部品取りが行われた跡も生々しく(ソーラーセイル実験機「IKAROS」に一部部品が転用されているのです)、ぽつんと置かれていました。以前、特別公開の時にコンテナに入っている状態で対面したのを思い出しました。ううん、こんな風に再会したくはなかったのだけれど。
     ASTRO-Hの望遠鏡は、色々と面白い仕掛けになっているようです。

     お次は最奥部の建物、構造機能試験棟へ。特別公開日には片付けられていたり前に物が置かれて隠れてしまっているものが見られるので、大喜びで撮影。一緒に行った友人いわく「素晴らしい笑顔だったよ」とのこと。写真でお楽しみ下さい。
     M-V関連。
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    左:フェアリング 中:1段目の上半分と3段目モータケース 右:3段目ケースのアップ

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    左:フェアリング分離機構 中:同機構部、普通は蓋がされています 右:一番外側にコルクが貼られているのがよく分かります。

    IMG_1350.jpg IMG_1353.jpg 
    左:燃焼試験に使った1段目ノズルの断面 右:みんな大好き伸展ノズル

     大型アンテナ展開試験用の治具。
    IMG_1301.jpg
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     そのほか、色々。
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     最後、一番右下は恐らく「きょっこう」の熱試験か構造試験モデル。なんでこんなとこに転がってるんでしょうか。

     次回は総合研究棟(キュレーション棟)からラストまでです。
    「はやぶさ」漬けの一日(3:止)

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