文系宇宙工学研究所へようこそ!



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      打上げ見学記「ロケット紀行」シリーズ、打上げ見学と宇宙関係施設観光のためのガイドブック「宇宙へ!」などの同人誌を販売中。


     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

    イベント参加予定:ニコニコ超会議2017 4月29・30日(土祝・日)於幕張メッセ
             COMITIA120 5月6日(土) 於東京ビッグサイト

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    20世紀FOX「はやぶさ/HAYABUSA」の感想
     20世紀FOX制作の「はやぶさ/HAYABUSA」、新宿での公開が最終日だったので、駆け込みで2度目の劇場鑑賞をしてきました。そんなわけで感想をば。
     ネタバレありです。

     結論:面白かった

     どんなものができるのか、お涙ちょうだいの人間ドラマが前面に出されるのではないかと危惧していたのですが、そんなこともなく、安心して見られました。
     主人公・水沢恵の人物と立ち位置が、良いポジションです。博士課程の研究生なのですが、的場(的川先生がモデル、役者は西田敏行)に「なんでもやってもらうからね」と言われて広報も兼ねさせることによって、どこにいても違和感のないキャラクターが無理なく生まれたのでしょう。登場人物は、モデルになった人物に本当によく似ています。佐野史郎演じる川渕幸一(川口先生がモデル)は、本当にはまり役。講演会やTVなどで話を聞いていると、本当にあんなしゃべり方・仕草なのです。よく研究していると思います。また、ファン的に押さえないといけないイベントは、的確に押さえています。
     実写とCGがないまぜになった打上げシーンは、よくできています。監督が一番苦労したシーンというのがここらしいのですが、かっこいいカメラワークと的確な描写です。

     それと主人公、博士論文を書いている学生で神保町の古本屋でアルバイトというのは、まさに私の境遇です(スーパー兼業はしていませんが)。「科学者やるには論文を書き続けるしかない」「お前、何のために研究してるんだ?」というのは、私自身に向けられた問いにも聞こえます。
     作中、坂上PIが任期切れで去っていくシーンがありますが、任期付き研究員というのは、現実でも昨今よくあるお話。そして、私にとっては明日は我が身でもあるのです。

     残念だったのは、主人公・水沢の書く「はやぶさ」絵本がどうなったのか、わからなくなってしまったこと。ここがはっきりしないと、途中に挟まる擬人化メッセージが若干浮いてしまうように思います。また、主人公が「はやぶさ」打上げを見守っている場所は報道席なので、あんなに地元の人がいるということはまずありません。

     しかし、そんな欠点を補ってあまりあるものが感じられます。事実を元によく作り込んだ、「はやぶさ」への愛が感じられるお話でした。
     打上げから帰還まで追いかけた一人のファンとして、お薦めできる内容です。そう、これはあくまで事実を元にしたフィクション。事実の的確な描写を求めるのなら、それは昨今巷にあふれる「はやぶさ」関連本を買ったり、関係者の登壇する講演会にこそ行けばよいのです。

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