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    赤外線天文衛星「あかり」科学観測終了、停波へ
    赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)は、2011年6月17日、科学観測を終了することになりました。今後は確実な停波に向けた運用、いわば末期の水とりが始まります。最終的にはゆるやかな大気圏再突入を目指すことになります。
    2006年2月22日、M-V-8で打上げ。予定観測期間の3年を越え、よく頑張ってくれました。

    「あかり」の科学観測終了について(JAXA/ISAS)
    「あかり」プロジェクトサイト(JAXA/ISAS)

     5年、というのが一つの節目なのでしょうか。このくらいで運用修了する衛星が多いような気がします。一頃は、「衛星の寿命は推進剤の量で決まる」と言われていましたが、最近はこれに「バッテリや電源周りの寿命」というのも付け加えたくなってくるほど、電源トラブルで終わる衛星が多いように見受けられます。この辺、もう少し検証してみたく思う所存です。

    「あかり」の観測成果(JAXA/ISAS)
    赤外線天文衛星「あかり」の成果について(注:PDF)(宇宙開発委員会報告)

     「あかり」の目的は、以下のようになっています。
    1.銀河の進化を探るため、高感度の赤外線観測によって原始銀河を探索する。
    2.星の一生を調べるため、さまさまな星生成領域を赤外線で観測する。
    3.暗黒物質の候補の1つとして考えられている褐色矮星を探索する。
    4.太陽系外の原始惑星系円盤からの放射を探査する
    5.新彗星を発見する

     銀河系地図の作成など、新しい成果が発表されています。運用はこれで終わりますが、しばらくはこの衛星の観測結果を利用した論文が書かれることでしょう。個人的には褐色矮星関係がどうなっているのか気になるところです。
     この衛星の後継機は、2018年度打上げを目指している「SPICA」です。継続した成果を出すため、ぜひともうまくいって欲しいプロジェクトです。7年間の穴が開いてしまうのは残念ですが……。

    SPICAプロジェクトサイト(JAXA/ISAS)

     では最後に、打上げ写真を再掲。

    snapshot20110524214324.jpg snapshot20110524214308.jpg

     「あかり」チームの皆様、お疲れ様でした。事故のない運用修了・停波を祈ります。

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    この記事のコメント
    []

    寂しいニュースですね。ですがたくさん勇気をもらいました。また上を向いて頑張りましょう。

    いつも拝見させていただいています。
    2011-06-21 Tue 23:42 | URL | かもめ #JalddpaA[ 内容変更]
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