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     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

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    H-IIB TF1見学記 その5 2009年9月11日~12日、屋久島
     H-IIB TF1見学記
    >>その1(9月9日)
    >>その2(9月10日午前)
    >>その3(9月10日午後)
    >>その4(9月11日未明:打ち上げ)

     開かないまぶたをこじ開けて、起床。ねぼけつつ朝食を食べ、すぐに支度して島間港へ。ここから屋久島に渡るのです。
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    左:ロケット搬入路、背の高い標識
    右:島間港、フェリー待合所

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     船に乗るとすぐに寝てしまいました。しばらくして目が覚めると、ちょうど中間点を過ぎたあたりです。船上から種子島・屋久島を比べると、対照的な形なのが面白く感じます。こんなに近いのに。

     港近くで車を借りて、Lさんの案内で、車で行ける唯一の屋久杉だという「紀元杉」へ。窓からの眺めが、最初は三陸海岸だったのが、交差点一本曲がって山に向かい始めたとたん中部日本の山奥に変わったのが印象的でした。行く手の道は山肌を縫うようにしてぐいぐい上っていきます。途中崖崩れを復旧中だったり、なぜか未舗装があったりする上に道幅が狭いのです。さしずめ現代版の蜀の桟道といったところでしょうか。こんなところでも、道中には縄文杉への登山口があったり「ヤクスギランド」というトレッキングセンターのような施設があるものですから、路線バスがやってきます。ワインディングロードを路肩にこすらんばかりに走るのは迫力がありますが、行き違うこっちはひやひやしてたまったものではありません。

     舗装道路の最奥に「ヤクスギランド」があります。目指す紀元杉はさらに向こう。さび付いたゲートを越え、未舗装の林道に乗り出していきます。砂利敷きですがよく整備されています。
     紀元杉の麓までは10分ほどの道のりです。看板の向こうに、周りよりも明らかに大きな杉が一本、そそり立っています。上半分は落雷にやられたのか、枯れて折れた様子が見て取れますが、すぐ下側から生える枝は節くれ立って太く、上側が枯れたのが相当古い時代ではないかと予想させます。
     空気はかなり冷えています。標高にしてどのくらいでしょうか、1000は越えていそうですが、高度計や地図もなく、正確なところは分かりません。杉の麓のベンチに腰掛け、港そばのスーパーで買った弁当をあけます。変哲のない海鮮かき揚げ丼ですが、周りの環境がいいので贅沢な気分にひたります。
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     ひとしきり杉と語らった後、山を下ります。途中、ヤクスギランドでお土産を買いました。

     その後は、島の南西側を中心に回りました。潮が引いたときだけ入れるという海中温泉(?)が面白かったのですが、あいにくと女性の時刻だったために入れませんでした。

     宿に戻ると日も暮れていました。夕食は近くに出ることにして、定食屋兼居酒屋のような店に入りました。トッピー(トビウオ)の丸揚げが珍しいので頼んでみました。なんとまあ、揚げてあっても新鮮なのが判ります。九州の甘醤油にとてもよく合い、おいしいです。・・・定食を頼んだつもりで単品を頼んだことになっていた、というオチがつきましたが。
     夜は宿で女将さんやほかのお客さんたちとお酒片手に語りました。
    「種子島でロケット見てきたんですよ」
    というと、皆とても興味を持ってくれました。隣の島ですが、今日打ち上がるのを知らなかった人もいたようです。ならば、と私とLさんが撮ったものを見せると、好評でした。

     翌朝は、早々に白谷白雲峡に向かうLさんを見送って、チェックアウト早々Aさんともどもフェリー乗り場に。高速船が止まっているのでどうなるかと思いましたが、乗船券はあっさりと買えました。かなり時間が余ってしまいましたが、どうすることもなく半分居眠りしながら過ごしました。こういう時間の使い方ができるのも、旅行に出たときくらいでしょうか。
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     帰りの船では、元気なおじさん・おばさんたちと一緒になりました。こちらからふくれ菓子を、あちらからはビールをもらい、盛り上がります。向こうは、旅行先で知り合ったのがきっかけで仲良くなり、時折一緒に旅をするようになったのだとか。それならば、今回の私と似ています。今回ご一緒した方々の多くは、種子島で知り合いました。いろんな出会いがあるのが旅の面白さです。

     船は定刻に鹿児島港に入り、そのまま空港へ向かいました。Aさん、その折は送っていただきありがとうございました。
     飛行機も無事に飛び、なんとか日付が変わる前には家にたどり着いて、自分の布団に収まったのでした。
    ・・・次は何を見に行こうかなあ。



     いつものロケット紀行は「である」体、今回は「です・ます」体。慣れない書き方をすると文章がふわついてしまいますが、なかなか面白い感覚です。なんだか視点まで変わるような気がします。
     今回で見学記は終了。結局執筆に1ヶ月半かかってしまいました。お付き合い下さってありがとうございました。

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