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     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

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    H-IIB TF1見学記 その3 2009年9月10日午後
     12:30過ぎ、無事上陸。
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     上陸したらまず、車をどうするかの話し合いです。私は先に上陸している同行者さんに迎えに来てもらう手はずになっていたのですが、このままだと定員オーバー。さいわいSさんとHさんがレンタカーを手配しているとのことだったので、私はSさんの車にお邪魔して南種子を目指します。
     ハンドルを握るのはSさんですが、ペーパードライバーだとのことで、なんだか自動車教習状態に。
    金木犀:「あーっ、縁石ぶつかるぅ!」
    Sさん:「景色見ている余裕がないです~」
     まずは中種子のAコープで一休みして、食いはぐれたお昼ご飯を調達。その後、センター閉鎖の時間もあるので(16:30から3km圏内立入禁止)、運転を交代して広田漁港側からアプローチ。Sさんは打ち上げ見学2回目と言うことで、いろいろ案内しつつ写真をぱちぱち。
    IMG_1419.jpg   IMG_1421_20090927030409.jpg

     ロケットの丘では、文科省のお役人さんやNASAやESAのバッジを付けた視察団ご一行様と行き会いました。このお役人連と海外機関連の表情の違いがなかなか面白いのです。文科省連はむっつりした顔でJAXA職員になにやら質問をあびせていましたが、海外連は「H-IIB Wonderful!」とか「Beautiful Launch site!」とかいいながら記念撮影したり、一眼レフ片手にいいアングルを探したりしていました。文科省連の質問を受けていた職員さんのなんともいえない表情が印象的でした。
     ちなみに私が聞き取れた質問は、「あの上の中(注:フェアリングの中、の意味だと思われます)にHTVが入ってるの?」だけでした。なんだかなぁ。
     人混みをかいくぐって撮影できた写真を何枚か。
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      Hさんとここで合流して南下、技術館を目指します。到着は16:00前。玄関前には「本日はロケット打ち上げのため15時30分より臨時閉館します」の立て看が。ありゃりゃ。
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     入れないものは仕方ないので、徒歩1分、スペースシャトルをかたどった植え込みの向かい側にある、恵比寿神社に成功祈願の参拝。小さなお社ですが関係企業が焼酎を奉納しています。
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     それもそのはず、この神社は種子島宇宙センター建設に伴って立ち退いた、大崎集落の氏神様。社の隣には集落移転のことを記した「紀功碑」が建っています。いま、その碑の翻刻を載せることにします。表記・改行は原碑通りです。
     昭和41年5月 科学技術庁は鹿児島県熊毛郡南種子町竹崎地区を
    ロケット打上げ射場として決定しました。

     昭和44年10月には科学技術庁から引き継いだ宇宙開発事業団によって
    本格的なロケット打上げ射場の建設が開始され 竹崎射場及び大崎射場を
    有する現在の姿となりました

     種子島宇宙センター建設の陰には 地元の方々の田畑 山林等の移譲は
    もとより Nロケット打上げ射場建設に伴う大崎集落13世帯の移転
    (同集落は昭和46年3月をもってその歴史を閉じました)

    これに続く町道平山~茎永線の廃止移譲宇都浦集落5世帯の移転等多大の
    理解と協力があったことを忘れることはできません

     ここに南種子町並びに同宇宙開発推進協力会の協力のもとに 紀功碑を
    建立し 感謝の意を永く伝えます

         昭和56年11月
                      宇宙開発事業団
                      理事長 山内正男
     しっかり手を合わせて、センターを後にしました。

     次に向かったのは、宝満神社。こちらは「関係者が成功祈願の参拝をする神社」として有名ですね。赤米館に車を停めて、関係企業の名前が書かれた灯籠を見ながら参道を登ります。お社には熨斗のかかった一升瓶がたんと奉納されていました。お祈りの後、私とHさんがおみくじを引くと、私は小吉、Hさんは大吉。なかなか幸先が良いです。
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     車に戻って、車中泊をすると言うSさんとひとまずお別れ。今度はHさんの車にご厄介になって、おなじみの「南海荘」へ。
     到着すると、まさにバーベキューの準備が始まったところでした。Aさん、Hさん、Pさん、Kさん、Lさん、私と、今回の同行者が勢揃い。さらに、この宿での顔なじみの方もいます。一同揃ったところで、見学場所の相談が始まりました。私は今回「湯」は遠慮したいのです。打ち上げは深夜、「湯」近辺は街灯が全くなく、真っ暗です。さらにあのあたりは切り立った崖になっており、一応ロープを張ったとはいえ、万一のことを考えると怖いのです。
     結局、二手に分かれることになりました。Aさん、Kさん、Lさんが「湯」、Hさん、Pさん、私が長谷公園方面です。
     お腹いっぱいバーベキューを食べた後、「湯」組は混雑を避けるために早々に出発していきました。
    IMG_1455.jpg   IMG_1454_20090927030442.jpg

     我々はそう急がなくても大丈夫そうなので、しばしの食休みの後、下見に出かけることにしました。
     しばらく休んで、長谷公園方面に出ます。一旦公園の前を通過して、「下」のビューポイントを見てみることに。まずは「ご視察所」だが・・・
    「あれ? テントないよ」
    「開放されてるんですかねえ。ちょっと見てみましょう」
     このポイントは、関係者が打ち上げを眺める場所。いつもだとテントが立ってトラロープが張られているのですが、今日はそれがありません。
     車を降りて見てみると、どう見ても一般人の人たちが三脚を立てています。
    「ここにしましょうか?」
     ロケットを正面に望む、絶好の位置。さらに、今回は「湯」だとSRB-A(固体補助ロケット)と機体の下1/3がが山の向こうに隠れてしまうのですが、ここだと邪魔するものはありません。しかも「ご視察所開放」の情報が余り出回っていないようで、がらがらです。
    「そうですね」
    「そうしましょう」
     あっさり決定。三脚を置いて、長谷公園に様子見に行きます。
    「そういえば、Sさんここにいるはずですよね。連絡しましょうか」
     Hさんが電話すると、果たして今いるとのこと。ご視察所のことを手短に話すと「行きたい」とのことなので、ご案内。その後、コンビニ(南種子のエブリワン)で夜食などを買い込んで、いったん宿へ。深夜0:30出発ということにして、仮眠。疲れがどっと出て、すぐに夢の中へ。
    >>続く

     次回はいよいよ打ち上げ。
    ・H-IIB TF1見学記
     >>その2はここから
     >>その1はここから

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