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    「かぐや」姫、月に帰る
    文を書き置きてまからむ。恋しからむをりをり、取りいでて見たまへ。
       ――『竹取物語』より

     姫は静かに、静かに月に帰っていきました。
     天気予報は残酷なまでに正確で、月を見る事はできませんでした。
     ですがその時刻、私は空を見上げ、一抹の期待をかけて月のある方角をにらんでいました。
     見方を変えれば、別れを惜しむ涙雨だったのかもしれません。

     彼女には、私の名前を託しました。
     いつか自分で訪れてそのプレートを手に取る事が、今の夢です。

     その昔のかぐや姫は、「心にもあらでかくまかるに」(自分の意志でなく、天人の迎えが来てしまったのでおいとますることになりました)と言いました。しかし、今の「かぐや」はどうでしょうか。かつて地上に残してきた「おきな」と「おうな」を引き連れて、充分に任務を果たして月に帰るのは、本意に叶う愉快な事ではないのかと思います。
     月は身近でありながら魅力的で、眺めているとついつい、想像の翼がはためいてしまうのです。
     冒頭に引いた一文、「かぐや」が残した「文」とは、膨大な観測データであり、美麗な画像であり、そして月への果てない夢なのだと思います。(ちょっと文学的すぎますね。感傷的になっているのでお許しあれ)

     1000年以上の時を経て、再び月に帰った「かぐや」。今度こそ迎えを気にせず、翁・媼との楽しい生活を送れますように。

     スタッフの方々、今までの運用お疲れ様でした。そして、「かぐや」の残した文――データの解析、頑張ってください。私は月に夢を見たいのです。

    別窓 | 宇宙開発 | コメント:3 | トラックバック:1 |
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    この記事のコメント
    []
    水があるといいね。
    2009-06-11 Thu 08:38 | URL | あざらし #-[ 内容変更]
    このコメントは管理人のみ閲覧できます
    2009-06-11 Thu 11:29 | | #[ 内容変更]
    []
    久しぶりv-22
    科学と文学がうまく組み合わさった日記は、さすがカネッキーだねv-19
    入梅したから、なかなか夜空を観れなくなるけど、
    こんな季節はプラネタリウムだねv-237
    おれのおすすめは千葉市科学館と葛飾区のお寺にある銀河座です。
    2009-06-11 Thu 22:36 | URL | ちょもき #-[ 内容変更]
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    2009-06-11 Thu 04:51 天燈茶房 TENDANCAFE
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