文系宇宙工学研究所へようこそ!



    宇宙ニュースが中心のブログです。同人サークル「液酸/液水」の告知ページでもあります。

    告知板  ※Flash環境推奨。
      ようこそ文系宇宙工学研究所へ。
      管理人・金木犀の同人サークル「液酸/液水」の告知ページも兼ねています。

      ロケット打ち上げ見学の案内がメインのはず。種子島、内之浦のロケット&観光情報、最新の宇宙ニュースなどを紹介。
      打上げ見学記「ロケット紀行」シリーズ、打上げ見学と宇宙関係施設観光のためのガイドブック「宇宙へ!」などの同人誌を販売中。


     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

    イベント参加予定:コミティア122 配置:K-56a 於東京ビッグサイト 11月23日(木・祝)
            :コミックマーケット93 3日目(12月31日・日)東P-01b

    イベント以外での本の購入は以下のバナーをクリック↓
        紙版:自家通販     紙版:ショップ委託(通販あり)
         

         電子書籍配信          電子書籍配信
         

    コミックマーケット90新刊について
     本日、コミックマーケット90合わせの新刊を入稿してきました。
    配置:3日目(14日:日曜)西む33-b「液酸/液水」
     いつも通りの宇宙島です。

    ・ロケット紀行vol.19 イプシロン試験機/ひさき打上げ見学記
    B5/40p/表紙フルカラー/予価500円
    RK16表紙統合
    24-25.jpg 28-29.jpg
    36-37.jpg
     内容は、2013年打上げのイプシロン初号機の見学記です。延期前・延期後両方行きましたので、様子がよく分かるのではないかと思います。
     また、コラムとしてイプシロン開発の簡単な経緯と歴史を付しました。参考程度にはなるのではないかと思います。
     1年半ぶりのロケット紀行の新刊、どうぞお楽しみに。



    別窓 | 同人 | コメント:0 | トラックバック:0 |
    七夕の由来――棚機神事・乞巧奠・牽牛・織女 金木犀の宇宙的雑文32
    七夕の夕べ、その由来について調べたことを書き留めておこうと思う。
    しばしお付き合いのほどお願い申し上げる。

    七夕の行事は、
    1.日本の神事の「棚機」(たなばた)
    2.中国の年中行事の「乞巧奠」(きっこうでん/きこうでん)
    3.織姫・彦星の伝説
    がミックスされたものだ。

    1.棚機は、古い禊の神事。夏のある日、乙女が一晩「機屋(はたや)」に籠って布を織って神に捧げ、豊作と安全を祈願したもの。この機織り役の女性を「棚機女(たなばたつめ)」と呼んだ。棚機は織機のこと、「つ」は現代語だと「の」にあたり、女は女性を指す。あわせて「機を織る女性」だ。「たなばた」の読みはこれが由来。七夕の文字については、「七月七日の夕」が縮まったものだといわれている。

     「棚機女」がどういう行事だったのか、現在3つの説がある。
    一つ目は清い川のほとりに棚を設けて織ったのだという説。
    二つ目は織機が棚のような外見だったという説。
    三つ目は織り上がった布を棚に捧げたのだという説。棚は祭壇であろう。
     全て口承や文献によるので、どれが正しいのか、みんな間違っているのか、考察することはできない。

     棚機神事は、仏教がやってくると神仏習合され、七日盆行事と結び付いて七月七日の夜に固定された。仏教の七日盆は、お盆期間はじめの行事として、墓の手入れや仏具磨きなどをしたものだ。その一環に精霊棚を設け供え物をするというのがあり、ここに棚機が入り込んでいった。

    2.乞巧奠は、中国の年中行事。七月七日の夜、祭壇を設け、針や筆など技芸に使う道具を祀り、酒肴の供え物をして技芸の上達を祈ったものだ。願いをかけるのはここが由来。もとは中国北方の風習だったらしい。

    3.織姫・彦星(牽牛・織女)の伝説。二人が会えるのは年に一度、七月七日の夜だけ。織女は機織り女なので、ここと棚機が結び付いた。さらに機織りは重要な技芸の一つであるから、織女に技芸の上達を祈るということに変化していったのだろう。

     笹に願いをかけた短冊を吊るす。願掛けの由来は乞巧奠であるが、道具だては全く違う。笹は笹竹で、背の小さな竹のこと。「ささ」は古語で「小さいもの」という意味の接頭辞。古来日本では神事に使われたことから、捧げ物という見立てがされたのだろう。短冊は、江戸時代に始まった風習のようだ。寺子屋に通う子供たちが、手習いを書いた神を吊るして学問の向上を祈ったのだというが、まだ史料を見ない。

     こうして3つのことがらがミックスされ、日本の伝統行事である「七夕」となったのだ。

     七夕の夜に雨が降ると、二人は出会えないとする地方と、それでも二人は逢瀬を楽しんでいる、雨は嬉し涙なのだという地方がある。ここには、秋の実りのために雨を願う農民たちの姿が見えかくれしている。

    別窓 | 「金木犀の宇宙的雑文」シリーズ | コメント:0 | トラックバック:0 |
    | 文系宇宙工学研究所 |
    1. 無料アクセス解析