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     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

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    北朝鮮、衛星打ち上げを通告
     しばらく前から北朝鮮周りがざわついていましたが、このたび人工衛星打ち上げが国際機関に通告されたとのことです。
     今のところ国際海事機関(IMO)と国際電気通信連合(ITU)への通告の情報しか出ていませんが、2012年の状況を考えると国際民間航空機関(ICAO)への通告も行われているか、あるいは近いうちに行われると考えてよいでしょう。
     打ち上げ予定期間は2016年2月8日~25日の間となっています。H-IIA F30が2月12日予定ですから影響があるのかどうか注視が必要です。

     さて、そんな北朝鮮の衛星打ち上げですが、残念ながら今回も国際承認を取れていません。
    北朝鮮、人工衛星打ち上げに成功(2012年12月12日)
     以前上記の記事で指摘した点については、この3年で解決していません。まず、北朝鮮の打上げを事実上国際的に制約している国連安保理決議1718号http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/anpo1718.htmlは撤回されていません。核拡散防止条約からの脱退と核兵器の保有を問題視しているのであって、これが解決されない限り同決議の撤回はありません。
     よって、北の打上げが国際承認を得られる機会はほぼないと思ってよいでしょう。
     加えて、ロケット打ち上げ国が加入すべき条約と協定、
    宇宙物体により引き起こされる損害についての国際的責任に関する条約(宇宙損害責任条約)
    宇宙飛行士の救助及び送還並びに宇宙空間に打ち上げられた物体の返還に関する協定(宇宙救助返還協定)
    にも未加入です。これは打ち上げたロケットや衛星が他国に損害を与えた場合や他国に落下した場合の補償などについて定めたものであり、宇宙開発における基本国際法となっています。
     そんな中、IMO・ITU・(ICAO)への通告を行ったということは、現在北朝鮮ができることはやったということになります。ここは評価すべき点と考えています。

     事実として北朝鮮は衛星打ち上げ能力を保有しているのであって、それ自体は道具の使い方ですから是非を問うべきことではありません。願わくば北朝鮮が堂々と打上げができる日が訪れんことを祈っています。

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