文系宇宙工学研究所へようこそ!



    宇宙ニュースが中心のブログです。同人サークル「液酸/液水」の告知ページでもあります。

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      ようこそ文系宇宙工学研究所へ。
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      ロケット打ち上げ見学の案内がメインのはず。種子島、内之浦のロケット&観光情報、最新の宇宙ニュースなどを紹介。
      打上げ見学記「ロケット紀行」シリーズ、打上げ見学と宇宙関係施設観光のためのガイドブック「宇宙へ!」などの同人誌を販売中。


     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

    イベント参加予定:コミックマーケット92於東京ビッグサイト 8月12日(土・2日目)東ペ-56a 

    イベント以外での本の購入は以下のバナーをクリック↓
        紙版:自家通販     紙版:ショップ委託(通販あり)
         

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    H-IIB F2/こうのとり2号機(HTV-2)見学記 1月21日後半 機体移動
     機体移動参考資料(作成:金木犀)
    名称未設定-3

      特に検問に引っかかったりもせず、大崎射点の脇に着いた。移動60分前。まずしないさんが、本当に浜で見学できるのか、偵察に行く。どうやら大丈夫のようだ。みな早々に浜に降りるとのことだが、私はしばらく車の中に留まり、ギリギリになってから行くことにした。
     移動開始予定時刻は、23時ちょうど。
     45分前、柵の向こう、一般人立入禁止エリア内にバスが来た。報道陣だ。ちょっと羨ましくもあるが、いい絵をめぐって場所取り戦争が繰り広げられるのであろうことを思うと、う~ん。
     30分前、車を出て「浜」こと大崎海岸に降りる。すでにけっこう人が集まっている。この浜は、半分ほどが立入禁止区域にかかる。警備員が立っていて「ここから先は行かないで」と制止する。中程に流れている川の辺りが境のようだ。
     他の人とかぶらないように三脚を立て、微調整。水準器がない状態で暗闇の中水平を出すのはけっこう大変な作業(結局傾いた写真を量産することになってしまい、この記事を書く際に修正で泣く羽目になってしまった)。お腹の調子はなんとか、まぁ。
     以下3枚はテストショット。
    IMG_2850.jpg IMG_2851.jpg IMG_2858.jpg

     23時ちょうど、移動開始を告げる放送が入る。周囲の人が一斉に自分のカメラに取り付く。私もファインダーをのぞき込む。望遠鏡と兼用しようとの算段だ。
    「お、出てきたぞ」
     22時2分、移動発射台が姿を現した。続いて機体が、組立棟(VAB)の大扉の上端すれすれをかすめて屋外に出てくる。
     今回の見所は、計3回の方向転換だ。ポイントに来ると、ゆったりと方向を変え、射点までしずしずと行進していく。ひたすらシャッターを切る。避雷針鉄塔の手前で、速度を落とす。ゆっくりゆっくり、慎重に場所を定めるようにじりじりと動き、やがて、静止した。23時31分、移動終了。予定通りだ。
     以下、移動中の姿をアップで。
    IMG_2862.jpg IMG_2876.jpg IMG_2880.jpg IMG_2892.jpg
    IMG_2918h.jpg IMG_2925h.jpg IMG_2946h.jpg
    IMG_2953h.jpg IMG_2968.jpg IMG_2975h.jpg IMG_2981h.jpg
    IMG_2985h.jpg IMG_3008h.jpg IMG_3016.jpg

     以下、移動中の姿を引きで。
    IMG_2858_20110218012628.jpg IMG_2896.jpg
    IMG_2899.jpg IMG_2940.jpg
    IMG_2996.jpg

     移動後、暗闇に沈む第一射点と一緒に。
    IMG_3011h.jpg

     PSTがなくなり、寂しくなってしまった第一射点。
    IMG_3007h.jpg 

     どっしり射点に構えた姿を思う存分撮って、撤収。宿に着いたのは0時半過ぎ。バックアップのためにデータをパソコンに吸い上げて、少しおしゃべりしてから布団に潜った。お腹は相変わらず痛いが、この日は1回起きただけだった。さぁ、打上げ時の体調はいかに?
     移動中に撮った写真の数、169枚。しかしながらぶれてしまったものや構図が決まらなかったもの、露出アンダーやオーバーも多い。夜間の移動は、見る分には美しいが、撮るには厳しい!

    (続く)

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    H-IIB F2/こうのとり2号機(HTV-2)見学記 1月21日前半 もうここに住む!
     明けない夜はない。長い夜のトンネルを抜け、私の元にも朝がやってきた。

     着替えて朝食。汁物とお茶だけに手を付ける。適度な塩分が快い。薬を飲んだら、あいさつもそこそこに布団に引きこもる。肩口と足先部分に仕込んだホッカイロが暖かい。服の上から背中と腰と胃のあたりにも貼りこんでいるのでなおさらだ。皆は三々五々、島内観光に出て行くが、「行ってらっしゃい」と声をかけるのすら物憂い。皆がすっかり出て行った頃、予想通りお腹の第一波が襲ってきた。下り超特急のぞみ号、お手洗い行き。途中ノンストップ。
     ここからは戦いだ。ちょっとスポーツドリンクと白湯を飲んで、数分後にトイレに駆け込み、布団に戻る。この繰り返し。腹を抱え、自由落下式トイレの底と向き合って、いっそここに住もうかとも思うが、寒気もあるのでそうはいかない。
     宿のご主人(我々はおっちゃんと呼んでいる)が心配して下さるのがありがたい。お昼頃、布団と身体のホッカイロを貼り替える。7回ほど籠もったところで、ついに出るものがなくなったらしい。寒気と腹の痛みと「下る」感は変わらないが、駆け込む頻度が減る。うつらうつら、眠りに入れるようにもなった。とうに時間感覚は消えている。この間、飲み物以外で口にしたのは、処方された薬だけ。

     気がつくと、ぽつぽつ帰ってきはじめたらしい。苦しんでいる姿を見かねたらしく、差し入れも頂く。ホッカイロとポカリスエットとゼリー飲料。嬉しい内容だ。ありがとうございます、と頭を下げた記憶はある。まどろみの中で、帰ってきた面々が居間で語らう声を聞いた。

     そのうち、ついに眠れなくなった。症状が悪化したわけではなく、寝過ぎたのだ。寒気は多少治まってきたような気がするので、のそのそと這いだし、居間のこたつに潜り込む。
    「機体移動行きますよね?」
     お茶を入れてくれた方から、出し抜けに訊かれた。
    「え?」
    「今夜、機体移動ですけれど、行きますよね」
     ああ、そうか、すっかり勘違いしていた。機体移動、今夜なんだ。
    「う~ん……体調次第ですね。お腹も、コレですし」
     自分の腹部を指さしながら、そう言う。
    「大丈夫ですか?」
    「絶食してますし、出るものは出してしまったと思うので。薬ももらってますし」
    「無理はしないで下さいね」
    「いや、むしろ、今夜と明日無理しなかったら、何のためにここまで来たのかと言うことになっちゃいます」
     しばらくして、また布団に戻る。次に起きたのは、夕食の時だった。メニューは覚えていない。今回も、汁物とお茶と薬が私のご飯だ。10時半に機体移動見学に出かけるとのことなので、準備をする。終えたら、例によって布団の中へと沈む。今日はこことお手洗いが私の王国だ。

     出発時刻がやってきた。さぁ、布団から出よう。念のためお手洗いに行った。万一を考え、トイレットペーパーも少しちぎってきた。
     とりあえずは行ってみよう。目指すは大崎海岸だ。

    (続く)

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    つくばSF・コミックフェスタ2011に出展します
     お誘いを受けたので、行ってみることにしました。

    つっコミ つくばSF・コミックフェスタ2011
    イベント公式HP:http://fes.fm842.jp/
    配置日:2月12日
    配置:小規模なのでスペNoなし
    会場:つくばセンタービル内「aiaiモール」1F
       会場HP:http://www.aiaimall.com/(つくばエクスプレス「つくば」駅徒歩約5分)
    会期:午前11時~午後4時(私は途中撤収の予定)
    頒布物:新刊なし
    ロケット紀行vol.10 H-IIA F17/あかつき打上げ見学 500円
    ロケット紀行vol.11 H-IIA F18/みちびき打上げ見学 500円
    ロケット紀行総集編2005~2006           1000円
    おかえりなさい 2010年6月13日 臼田宇宙空間観測所 600円
    宇宙(そら)へ! 改訂版             1000円

    よろしくお願いします。

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    H-IIB F2/こうのとり2号機(HTV-2)見学記 1月20日 発症
     朝食を食べるが、体調が優れない。市販の風邪薬では限界だと判断して、病院に行くことを決意する。
     なんだかんだでごろごろし、霧島さん・しないさんと共に宿を出たのは正午前。まずは昼食だ。新規開拓することにして、「田園」という店へ。私にとっては3年半ぶりだ。南種子の中心部から宇宙ヶ丘公園に向かう途中にある。関係者が飲む店なので、店内にはNASDA/JAXA公式の打上げ写真のパネルが飾ってある。また、星出宇宙飛行士と角野(現・山崎)宇宙飛行士のサインもあった。頼んだのは日替わり定食。今日は豚の天ぷら定食だ。大変美味しゅうございました。
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     食べ終わってから病院(公立種子島病院)に行くが、昼休みにバッティング。時間調整のため、大和ホテルにて温泉。このころから、お腹がちょっと怪しくなってきた。あがるとちょうど良い時間だったので、今度こそ病院へ。インフルエンザが流行っているのでその検査を受けたりして、けっこう時間がかかった。結果は「ただの風邪」。島外の人間だからか、はたまた「ロケット打上げ見に来たんです」と告げたせいか、5日分の薬を処方される。
     この間、二人は南種子で、成功祈願の垂れ幕や幟を撮ったりしてきたらしい。うらやましい……が、この身では仕方ない。
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     薬を受け取ったら、今度は宇宙センター内の科学技術館へ。いままでちゃんと写真を撮ったことがなかったので、CFカードの容量いっぱいまで撮りまくった。
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     閉館時刻まで楽しんで、コンビニ(エブリワン)に寄って宿へ戻る。明日は寝込むことを決めたので、そのための買い物をした。使い捨てカイロたくさん、ウィダーイン、スポーツドリンクの大ペットボトル(こういう時はポカリスエットと決めている)。宿にてJnu(にゅるるん)さんが合流。
     夕食は鍋。美味しく食べて、早々に床に就く。

     そして、ここが地獄の始まりだった。
     風邪は、完全に発熱タイプから胃腸タイプになった。きりきりする痛みと下り腹に悩まされ、数十分寝てはトイレに立てこもる、というのを繰り返している内に、朝になった。

    (続く)

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    H-IIB F2/こうのとり2号機(HTV-2)見学記 1月19日後半
     高速船(今回はコスモラインの「ロケット」)は定刻通り出港した。そして、寝ているうちに西之表港に入港。定刻。
     毎度の事ながら、埠頭のロータリーにある、ロケット型の歓迎モニュメント看板をぱちり。
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    「ただいま! また、帰ってこられたよ!」

     レンタカーにて、今宵の宿に向け出発。南種子の定宿だ。途中、西之表のベスト電器と中種子のAコープに寄って、買い出し。ヨーグルッペとデイリーコーヒーは欠かせない。なぜかあったB級映画の廉価版DVDコーナーに、しないさんと二人してつかまってしまう。
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     宿に着くと、すでにバーベキューの準備が進んでいた。ビールをぷしゅっと開けてカンパイ、といきたいところだが、体調を悪化させないために自粛。みんながお酒に興じている隙を狙って、焼き網の上のものを美味しく処分するお仕事をする。んまんま。
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     食事が終わったら、居間でのんびり。知り合いも多いけれど、初めての人もいるので、自己紹介する。……目的は一緒。打ち解けるのも早い。そして、その流れで夜の「千坐の岩屋」(ちくらのいわや)に行ってみよう、ということに。
     「千坐の岩屋」というのは、宿からほど近い海岸にある大きな海蝕洞窟のこと。柔らかい岩で出来た崖を、何千年か何万年かかけて波が削り取っていった、その結果なのである。今はすぐそばに遷座してしまったが、その昔は洞窟のある小山の頂上に神社が建てられていたとのこと。崖にうがたれた階段の跡だけが、かつて頂上に神社があったことを伝えている。
     そんな場所ゆえ、夜に一人で行くのはなかなか勇気がいる。何と言っても、神様の住む場所なのだから。

    「これは……」

     足を踏み入れて、絶句。幻想的な光景が広がっていた。潮が引いて、洞窟の開口部の辺りまで近寄れる。干潮の時だけ水面上に現れる、こぶし大から人頭大の石が転がる磯場に、月光が反射して妖しく輝いている。神様って、こういうところにいるのかもしれない。

    「失礼します……」

     「見えざる主」にごあいさつしてから、シャッターを切るが、コンパクトデジカメだと、思ったように撮れない。
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     悔しいので宿に戻って、三脚とデジタル一眼レフを持ち出した。

     カメラをバルブにセットし、構図を決めて、レリーズを押す。そのまましばらく待って、シャッターオフ。……ううん、イマイチ。見えたように撮るのは、今の私の腕前ではまず難しい。思ったような効果を出して撮るのも…いや、無理なんて言う前に、まずはチャレンジ。
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     どれほど時間が経ったのだろうか。気がつくと、カメラの電池が無くなった。そして撤収。帰りがけに、ここの神様を祀る神社に手を合わせる。ありがとうございました。

     居間に残っていたメンバーに写真を見せ、日付が変わる前に就寝。うーん、なんだか身体に違和感があるなぁ。
    (続く)

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    LE-7Aエンジン、オアゾより搬出
     行ってきました。

     2010年12月28日に惜しくも閉館したJAXAiですが、展示のシンボルでもあったLE-7Aエンジン(H-IIA、H-IIBロケットの1段目エンジン)は搬出されずに年を越しました。ですがこのエンジンは筑波宇宙センターで展示することが決まっているため、年度内には(なるべく早く)運び出さねばなりませんでした。風の噂によれば、当初は1月の早い時期、という予定だったようですが、昨年末、オアゾに立てられていたクリスマスツリーの搬出の際に事故があり、大物の搬入出に使う大扉が壊れてしまったので、この時期まで延期になった、ということのようです。

     動きがあったのが昨晩、2011年2月3日。ちょっと考えてから、見に行くことにしました。寒いのが予想されたのでしっかり服を着込んで、PCとカメラを持っていざ出発。そして、着いててみると、先客が何名かいたのでした。

     23:45、到着時点での状況は、すでに1Fの○○広場の扉が外されており、床の養生が今まさに始まろうとしているところでした。その後、0時30分過ぎにオアゾビルから追い出され、ビル裏の広場から見ることになりました。養生が終わるとブルーシートで目隠しがされました。
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     準備が終わって、旧JAXAiからの吊り出しが始まったのは、2時半過ぎでした。まずエンジン上部(配管や燃焼室
    があるほう)、次いで3時30分頃に下部(ノズルスカートと付属配管)、4時10分頃に台座、30分頃足場の順で吊り出されました。
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     吊り出されたエンジンは仮組の木箱に収められて精密機器輸送用のトラックに積まれ、6時少し前に筑波へ向け旅立っていきました。台座と足場は別のトラックで運ばれていきました。
     結局徹夜で見てしまいました。ほぼ無風で体感温度が高かったのが幸いです。
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     なお、筑波への搬入は2月4日深夜~5日早朝にかけて行われ、LE-7エンジンと入れ替えに即日展示となったようです。

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