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2010-11-30 Tue 11:42
コミックマーケット79にて発行予定の新刊の表紙を入稿してきます。
本文は鋭意執筆中。乞うご期待。 ・『宇宙(そら)へ! 改訂版』 ![]() ・『ロケット紀行vol.11 H-IIA F18/みちびき打上げ見学記』 ![]() 来年1月のHTV、2月のスペースシャトル、行きたいなぁ…。 スポンサーサイト
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2010-11-20 Sat 23:16
・東京とびもの学会
今日、タモリ倶楽部の取材を受けてきました。同人誌即売会である「東京とびもの学会」経由で頂いたお話で、私は同人サークル「液酸/液水」として出演します。 同人誌即売会の雰囲気を再現した内容になるはずです。主宰の鳥坂さん、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。 放送日は、決まり次第このブログで告知したいと思います。 「ロケット打上げ、見に行きたいな」が「行ける」に、そして「行く」に変わったときから、はや5年が経ちました。人生はきっと、楽しんだもの勝ちなのでしょう。 いやぁ、面白い! |
2010-11-19 Fri 01:02
仕分けの結果、「平成23年度~25年度の予算規模は、平成22年度当初要求額程度に抑える。そして、間接経費をしっかり削ってね」という話になりました。つまり現状維持。
かなりJAXAに優しい結論だと思います。 水上氏の発言は的外れ。「夢のモノとビジネスライクなモノを切り分けて説明してほしい」だそうですが、やってる側からすればどれも飯の種です。更に、「民間が利益を受ける事業については、民間が応分負担しない限り認めない。「はやぶさ」のような、「夢」の事業は国際的なモノに限定してはどうか」という提案に到っては、大変言葉が悪いですが、勉強し直してこい、としか言いようがありません! 中後氏の「一社応札の入札が多い。専門なのでそれは仕方ない部分もあるだろうが、それは随意契約すればいいのでは。それ以外の部分ではしっかりと競争原理をはたらかせれば縮減できるのでは」というのは納得。随契の話が出たのは意外。それやっちゃいけないところ(つまり、その会社以外はそれを実現できる技術をもっていない部分)まで「競争原理を働かせろ」と言われるかと思っていたので。あと、天下りの指摘が出たときのJAXA説明担当者の答えはNG。あなたにはその認識がないかも知れないが、形はどうであれ、一線を退いた、あるいは退職したOBが、関連する分野の企業・団体に行くことを天下りというのですよ。 また、松井氏の指摘は非常に重要。とりわけ、宇宙戦略本部の専門部会が今まで一度も開かれなかったことを踏まえての話がとても本質を突いていたので、以下に概要を記します。 「長期的視野に立たないまま、単年度の話をいくらしても、抜本的な予算縮減は難しいのでは。事業仕分けは単年度の話なのでなじまないかもしれないが、本当に事業仕分けと将来計画を結びつけて議論するなら、宇宙基本法の精神に戻り、戦略会議ができたときの考えに基づき、内閣総理大臣が戦略的に計画を立てて予算をやる。文科省は研究開発の省庁なので、やはり『利用』にはなじまないところがある。そういう中での説明なので、非常に限定的だと思う。そして、これを改めることが重要だと思う」 ちなみに宇宙基本法は自民党政権時に成立し、それを受けて設置された宇宙開発戦略本部は、当然ながら自民党政権下の施策の結果と言うことになります(ここも松井氏が指摘していました)。日本は法治国家ですから、与党が変わっても廃止されない限り法律は生きています。気にくわなかろうと生きています。 日本の宇宙開発は、ぜひともこうした、省庁横断の機関で大きな戦略目標を掲げ、なおかつ有識者会議で個別の話を詰める。そしてそれを十分に反映した(つまり、「ウチはここの指導の下にやってます」という確たる根拠を示せる)予算請求を行う、という方向になって欲しいと、私は願う次第です。 あと、来年度の新規衛星立ち上げは「はやぶさ2」のみだそうです。ああ…恐れていた事態になってしまいましたか。ですが、現政権の寿命もさほど長くないと予想される現在、乗り切るために必要な手段だったのでしょう。 今回最大の収穫は、「宇宙開発の重要性と、その中でJAXAが果たす役割の大きさは(仕分け人達が)認識している」という言葉を引き出せたことでしょう。結果、平成22年当初予算に据え置き、という話になったのは、逆に言えば今年度予算の妥当性が評価された、もしくは予算を削減されないほどの取引材料を提示できたと言うことではないのでしょうか。 文科省・財務省の説明人は、今回も説明が官僚作文で曖昧でしたが、それでも最初に比べれば進歩しました。ぜひとも分かりやすくきっぱりした説明ができるようになって欲しいものです。まぁ、言ってはいけないことも多々あるのでしょうが。 以上、感想まで。 |
2010-11-16 Tue 09:44
本日午前、工学実験衛星「はやぶさ」の帰還カプセル内から、小惑星イトカワの微粒子(砂)が発見されたとのこと。
人類は、月に次いで2番目の、他天体の直接斎主サンプルを手にしたことになります。(隕石だと月・火星由来のモノがあります) 嬉しくて嬉しくて、半泣きでこのエントリ書いてます。まさかの完全成功。やった! でかした! 万歳! JAXA公式 ・はやぶさカプセル内の微粒子の起源の判明について(JAXA)
・「はやぶさ」見事、小惑星の粒子1500個(ヨミウリオンライン)
・小惑星イトカワの微粒子と確認 はやぶさカプセル (日経新聞)
・はやぶさ:快挙 微粒子は小惑星「イトカワ」のものと確認(毎日新聞)
・はやぶさの微粒子はイトカワの砂 1500個、成分一致(朝日新聞)
・小惑星由来の岩石と断定 はやぶさカプセルの微粒子(47NEWS)
・【はやぶさ快挙】人類初めての入手 46億年前の太陽系誕生の解明に迫る(産経新聞)
・「はやぶさ」また快挙 微粒子は小惑星「イトカワ」の物質と確認 月以遠からの回収は世界初(産経新聞)
↑のリンク先にある川口教授の笑顔がものすごくいい。 ・はやぶさ ミッション達成を確認(NHK)
続報、詳しいエントリは帰ってからここに追記。 今夜はたぶん眠れない。「はやぶさ」…君の「卵」は孵ったようだ。 |
2010-11-16 Tue 00:20
コミティアに来て下さった皆様、ありがとうございました。
アフターでご一緒した皆様、とても楽しい会でした。 さあ、コミティアは終わりました。いよいよ冬コミ本を本格的にスタートさせましょう。 今冬は、2008年冬コミで発行した「宇宙(そら)へ!」の改訂版を出します。 あの時紹介できなかった能代や、内之浦の見学案内全面リライトなど、追加情報たっぷりになる予定。「これ一冊で行ける宇宙開発施設見学」は更にパワーアップします。 「早く出せ」と言って下さった方々、お待たせしました。最近宇宙に興味を持った皆様、乞うご期待! 記事番号が801ですよ。わぁお。 |
2010-11-14 Sun 07:37
今日はコミティア94です。ビッグサイト西館にてAM11:00より。
私の配置はF16a「液酸/液水」です。 本日の頒布物 新刊 『OT-75Sロケットのひみつ』(コピー、300円) 既刊 『ロケット紀行vol.10』(オフ、500円) 『おかえりなさい』(フルカラーオフ、600円) 『はみだしロケット紀行総集編』(オフ、1000円) 『ロケット紀行総集編』(オフ、500円) 皆様のご来場をお待ちしております。 |
2010-11-12 Fri 13:14
H-IIB F2の打上げ日と、ペイロードであるHTVの愛称が決まりました。
H-IIB 2号機打上げ日程 打上げ予定日 : 平成23年1月20日(木) 打上げ予定時刻 : 15時29分頃(JST)(時刻は、打ち上げ直前のISSの軌道によって変わる可能性がある) 打上げ予備期間 : 平成23年1月21日(金)~平成23年2月28日(月)(ISSの軌道と関係機関との調整によって決まる) 以下はHTV愛称決定についてのプレスリリースのコピー。 ちなみに私は「たより」(TAYORI)で応募していました。「便り」と「頼り」の掛詞だったのですが、まぁ、便りがないのがよい便り、ということで…。 さぁ、また島に行けるように日程調整頑張ることにしますよ。 |
2010-11-09 Tue 02:17
こんにちは、金木犀です。今は、週末のCOMITIA94合わせの本を執筆中です。
今回は、いつもと趣向を変えて「OT-75Sロケット」解説本を出す予定です。 このロケットは、内之浦宇宙空間観測所(旧鹿児島宇宙空間観測所)の起工式と完成後の初飛行、ただ2回しか飛んでいないロケットです。資料も少なく、なかなか調べづらいものでしたが、なんとかまとまりそうです。 ![]() こんな表紙ですが、中はいたってマジメなものです。 頒価などは、決まり次第掲載します。今のところはA5/本文モノクロ12p/表紙カラー/コピー誌/200~300円で考えています。まだ現物ができていないので、目安と言うことで。 では再び潜行します。 コミティア94 日時:11月14日(日)11:00~16:00 会場:東京ビッグサイト 配置:西2ホール F16a 「液酸/液水」 「航空宇宙部」企画に参加しています! |
| 文系宇宙工学研究所 |
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