文系宇宙工学研究所へようこそ!



    宇宙ニュースが中心のブログです。同人サークル「液酸/液水」の告知ページでもあります。

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      ロケット打ち上げ見学の案内がメインのはず。種子島、内之浦のロケット&観光情報、最新の宇宙ニュースなどを紹介。
      打上げ見学記「ロケット紀行」シリーズ、打上げ見学と宇宙関係施設観光のためのガイドブック「宇宙へ!」などの同人誌を販売中。


     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

    イベント参加予定:コミティア122 配置:K-56a 於東京ビッグサイト 11月23日(木・祝)
            :おもしろ同人誌バザール4 配置:57 於ベルサール神保町 10月28日(土)
            :コミックマーケット93 (当落待ち)

    イベント以外での本の購入は以下のバナーをクリック↓
        紙版:自家通販     紙版:ショップ委託(通販あり)
         

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    H-IIB TF1見学記 その4 2009年9月11日未明
     下見は前回のエントリに追記しました。
    H-IIB TF1見学記
    >>その1(9月9日)
    >>その2(9月10日午前)
    >>その3(9月10日午後)

     携帯のアラームに起こされて、眠い目をこすりつつ準備。今回の撮影機材は以下の通り。
    メイン
    ボディ:Canon EOS 50D
    レンズ:ZUIKO 300mm F4.5 + KENKO MC2(x2テレコン) + OM-EOSマウントアダプタ
        (これで960mm相当。300mm×2倍×1.6)

    サブ
    ボディ:OLYMPUS OM-1N + ワインダー2
    レンズ:ZUIKO 28mm F2.8
    フィルム:フジ Venus400

    コンデジ(動画用)
    Canon PowerShot A2000 IS


     ご視察所に着くとすぐに機材の準備。暗いので、なかなかロケットをファインダー中央に持ってくることができません。ニジミのテストも兼ねて、何枚か撮影。今回使うレンズの場合は、やっぱり開放より2段くらい絞った方がいいようです。結局F22相当(レンズはF11ですが、2倍テレコンを噛ませたのでF値も2倍)で撮影することにしました。1000mm近いですが、ロケットは縦位置にした画面の下1/3くらいの大きさです。
    IMG_2444.jpg

     吹きさらしで寒いのを覚悟していましたが、ほぼ無風です。上空に雲がかかっているのは残念ですが、打ち上げには問題ない天候でしょう。カウントダウンも順調に進んでいます。
     打ち上げ3分前。天候変化なし。コンデジ、動画モードで録画開始。
     1分前。……なんだか、足が震えてきましたよ?
     10秒前。カウントダウンが口をついて出ます。手拍子が始まりました。
     3秒前。メインエンジン点火、ロケットのふもとが明るくなったのがはっきり分かります。
     ゼロ。SRB-A点火、上昇開始。
     ――あたりが、昼になります。
    IMG_2463.jpg
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    IMG_2490.jpg
    IMG_2491.jpg
    (写真は全てクリックで拡大)

     息を呑みました。一瞬の静寂の後、割れんばかりの拍手と喝采、続いてそれらを全てかき消す轟音!
     スローモーションになった20秒間が流れ去り、ロケットは雲に突入。それを明るく染めて消えていきました。
     同時に、普通の暗闇に戻り、ふたたび通常の速度で時間が流れはじめます。
    「ふふふ・・・ははは」
     もう、アヤシゲな笑いしか出てきません。膝は発射前に倍してがくがく笑い、いまにもくずおれそうです。凄いなんてもんじゃないです。これ、ホントに人間が作ったんですか?
     
    「動画撮れましたよ、見ます?」
     Pさんが言いますが、Sさんが押しとどめます。
    「ちょっと待って下さい、まだ早いです。目を閉じて、思い出しますから」
     賛成。私も目をつぶり、ほんの数分前の出来事を暗闇のスクリーンに脳内投影してみます。
     やっぱりすげえや。

     夢の中にいるような、ふわふわした、足が地に着かない気持ちです。ですが、5km先にそびえる、もう主役のいない発射台は、先ほどの光景が現実のものだったと語っていました。
     IMG_2510.jpg
     

     15分少々後、HTV、分離成功。やった!
    「いきますか?」
     隣のHさんに声をかけてみる。
    「せーの」
    『万歳、万歳、バンザーイ!』
     皆さん唱和してくれました。凄く気持ちいい! 何、なんなの、これ?
     
     高揚した気分のままお酒やツマミを買い込んで、宿で祝杯。各自の「成果」を見せ合ったり、今回の感想を言い合ったりしつつ5時頃まで飲んだくれて、半分酔いつぶれるように布団に潜り込みました。

    >>続く

     本日のおまけ、ロケット撮影用の私製露出表。一部の方には役立つんではないかと思います。
     マカロニアンモナイトの、
    「ISO100の感度で撮影するならば、F8、1/500ぐらいで撮影すれば、間違いはない。」(元記事
    というのを元に作成。結果から言えば、今回はこの記述を元に換算した、「ISO800、F22、1/500」で大丈夫でした。(連続撮影は全てこの設定です)
     とはいえ引き延ばしてプリントしてみると高感度ノイズが分かるので、六ッ切以上に引き延ばそうと思うなら、ISO400以下、できればISO200までにとどめた方が無難でしょう。

    ロケット撮影 露出設定表
    ※天候/時刻を問わない。全てこの表の通りでだいたい写る。
    ※絞り開放だとニジミが発生しやすいので注意。
    ※経験上、300mm(35mm換算)で1/125以下のシャッタースピードだとタワークリア付近で流れます。
    ※ご使用は自己責任でお願いします。

    ISO  F シャッター
    100  4    1000
        8     500
       11     250
       16     125
       22      60

    200  4    2000
        8    1000
       11     500
       16     250
       22     125

    400  4    4000
        8    2000
       11    1000
       16     500
       22     250

    800  4    8000
        8    4000
       11    2000
       16    1000
       22     500

    1600  4    16000
        8    8000
       11    4000
       16    2000
       22    1000

     長文におつきあい下さりありがとうございます。種子島編は今回で終了、次回からは屋久島編です。たぶんあと2回で完結。
     H-IIA F16は、11/28午前あたりの予定なのかなあ。

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    H-IIB TF1見学記 その3 2009年9月10日午後
     12:30過ぎ、無事上陸。
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     上陸したらまず、車をどうするかの話し合いです。私は先に上陸している同行者さんに迎えに来てもらう手はずになっていたのですが、このままだと定員オーバー。さいわいSさんとHさんがレンタカーを手配しているとのことだったので、私はSさんの車にお邪魔して南種子を目指します。
     ハンドルを握るのはSさんですが、ペーパードライバーだとのことで、なんだか自動車教習状態に。
    金木犀:「あーっ、縁石ぶつかるぅ!」
    Sさん:「景色見ている余裕がないです~」
     まずは中種子のAコープで一休みして、食いはぐれたお昼ご飯を調達。その後、センター閉鎖の時間もあるので(16:30から3km圏内立入禁止)、運転を交代して広田漁港側からアプローチ。Sさんは打ち上げ見学2回目と言うことで、いろいろ案内しつつ写真をぱちぱち。
    IMG_1419.jpg   IMG_1421_20090927030409.jpg

     ロケットの丘では、文科省のお役人さんやNASAやESAのバッジを付けた視察団ご一行様と行き会いました。このお役人連と海外機関連の表情の違いがなかなか面白いのです。文科省連はむっつりした顔でJAXA職員になにやら質問をあびせていましたが、海外連は「H-IIB Wonderful!」とか「Beautiful Launch site!」とかいいながら記念撮影したり、一眼レフ片手にいいアングルを探したりしていました。文科省連の質問を受けていた職員さんのなんともいえない表情が印象的でした。
     ちなみに私が聞き取れた質問は、「あの上の中(注:フェアリングの中、の意味だと思われます)にHTVが入ってるの?」だけでした。なんだかなぁ。
     人混みをかいくぐって撮影できた写真を何枚か。
    IMG_2347.jpg  IMG_1429.jpg

      Hさんとここで合流して南下、技術館を目指します。到着は16:00前。玄関前には「本日はロケット打ち上げのため15時30分より臨時閉館します」の立て看が。ありゃりゃ。
    IMG_1438.jpg

     入れないものは仕方ないので、徒歩1分、スペースシャトルをかたどった植え込みの向かい側にある、恵比寿神社に成功祈願の参拝。小さなお社ですが関係企業が焼酎を奉納しています。
    IMG_1440.jpg   IMG_1441.jpg   IMG_1442_20090927030407.jpg

     それもそのはず、この神社は種子島宇宙センター建設に伴って立ち退いた、大崎集落の氏神様。社の隣には集落移転のことを記した「紀功碑」が建っています。いま、その碑の翻刻を載せることにします。表記・改行は原碑通りです。
     昭和41年5月 科学技術庁は鹿児島県熊毛郡南種子町竹崎地区を
    ロケット打上げ射場として決定しました。

     昭和44年10月には科学技術庁から引き継いだ宇宙開発事業団によって
    本格的なロケット打上げ射場の建設が開始され 竹崎射場及び大崎射場を
    有する現在の姿となりました

     種子島宇宙センター建設の陰には 地元の方々の田畑 山林等の移譲は
    もとより Nロケット打上げ射場建設に伴う大崎集落13世帯の移転
    (同集落は昭和46年3月をもってその歴史を閉じました)

    これに続く町道平山~茎永線の廃止移譲宇都浦集落5世帯の移転等多大の
    理解と協力があったことを忘れることはできません

     ここに南種子町並びに同宇宙開発推進協力会の協力のもとに 紀功碑を
    建立し 感謝の意を永く伝えます

         昭和56年11月
                      宇宙開発事業団
                      理事長 山内正男
     しっかり手を合わせて、センターを後にしました。

     次に向かったのは、宝満神社。こちらは「関係者が成功祈願の参拝をする神社」として有名ですね。赤米館に車を停めて、関係企業の名前が書かれた灯籠を見ながら参道を登ります。お社には熨斗のかかった一升瓶がたんと奉納されていました。お祈りの後、私とHさんがおみくじを引くと、私は小吉、Hさんは大吉。なかなか幸先が良いです。
    IMG_1448.jpg IMG_1453.jpg IMG_1450.jpg

     車に戻って、車中泊をすると言うSさんとひとまずお別れ。今度はHさんの車にご厄介になって、おなじみの「南海荘」へ。
     到着すると、まさにバーベキューの準備が始まったところでした。Aさん、Hさん、Pさん、Kさん、Lさん、私と、今回の同行者が勢揃い。さらに、この宿での顔なじみの方もいます。一同揃ったところで、見学場所の相談が始まりました。私は今回「湯」は遠慮したいのです。打ち上げは深夜、「湯」近辺は街灯が全くなく、真っ暗です。さらにあのあたりは切り立った崖になっており、一応ロープを張ったとはいえ、万一のことを考えると怖いのです。
     結局、二手に分かれることになりました。Aさん、Kさん、Lさんが「湯」、Hさん、Pさん、私が長谷公園方面です。
     お腹いっぱいバーベキューを食べた後、「湯」組は混雑を避けるために早々に出発していきました。
    IMG_1455.jpg   IMG_1454_20090927030442.jpg

     我々はそう急がなくても大丈夫そうなので、しばしの食休みの後、下見に出かけることにしました。
     しばらく休んで、長谷公園方面に出ます。一旦公園の前を通過して、「下」のビューポイントを見てみることに。まずは「ご視察所」だが・・・
    「あれ? テントないよ」
    「開放されてるんですかねえ。ちょっと見てみましょう」
     このポイントは、関係者が打ち上げを眺める場所。いつもだとテントが立ってトラロープが張られているのですが、今日はそれがありません。
     車を降りて見てみると、どう見ても一般人の人たちが三脚を立てています。
    「ここにしましょうか?」
     ロケットを正面に望む、絶好の位置。さらに、今回は「湯」だとSRB-A(固体補助ロケット)と機体の下1/3がが山の向こうに隠れてしまうのですが、ここだと邪魔するものはありません。しかも「ご視察所開放」の情報が余り出回っていないようで、がらがらです。
    「そうですね」
    「そうしましょう」
     あっさり決定。三脚を置いて、長谷公園に様子見に行きます。
    「そういえば、Sさんここにいるはずですよね。連絡しましょうか」
     Hさんが電話すると、果たして今いるとのこと。ご視察所のことを手短に話すと「行きたい」とのことなので、ご案内。その後、コンビニ(南種子のエブリワン)で夜食などを買い込んで、いったん宿へ。深夜0:30出発ということにして、仮眠。疲れがどっと出て、すぐに夢の中へ。
    >>続く

     次回はいよいよ打ち上げ。
    ・H-IIB TF1見学記
     >>その2はここから
     >>その1はここから

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    「きらり」(OISETS)停波、運用終了
     本日、「きらり」が停波しました。平成17(2005)年8月24日、ドニエプルで打ち上げ、4年の生涯でした。停波予告に気づかなかったなあ、と思ったのですが、予告プレスリリースが出たのは9月9日。その日私は鹿児島にいて、ネット環境がなかったため気づかなかっただけでした。

     想定されたミッション期間は1年、その後のエクストラミッションは2段階にわたって実施され、3年。しかもその間、トラブルの情報を聞きませんでした。これは、衛星として最高の生涯だったのではないでしょうか。
     運用終了にあたって出たプレスリリースの資料には、
    「平成20年3月に宇宙開発委員会の事後評価として本プロジェクトは「期待通り」との判定を得た。」
    とあります。

     「きらり」によって、日本は衛星間の光通信技術を得ました。これは電波を使うよりも遙かに高速高密度の通信を実現する技術です。更に、貴重な電波資源を使わないという点で優れています。
     地上観測衛星のような膨大なデータ転送を必要とする人工衛星だけではなく、深宇宙探査機(たとえば「はやぶさ」や「さきがけ」「すいせい」姉妹のような)に応用できれば面白くなるんではないかと思います。

     衛星も運用スタッフの皆様も、お疲れ様でした。

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    H-IIB TF1見学記 その2 2009年9月10日午前
     05: 45、目覚ましの音で起床。二日連続で朝6時以前に起きるのは久々です。荷物を手早くまとめて、チェックアウト。一足先に港に行っていたHさんから「30人ほどいます」と連絡が来ました。
     続いてAさんから、「迎えに行きます」と電話が来ました。ありがたい限りです。
     07:00少し前に「わかさ」の待合室に入ると、ロケット難民らしき人が20人ほど並んでいました。7時になり、乗船券の発売予定時刻になりましたが、いっこうに窓口が開く気配がありません。掲示を確認してみると、7時40分発券開始とのことでした。
     することもないので、Hさん、Sさんたちとおしゃべりしながら時間を待ちます。列は徐々に長くなり、発売直前には列に並んでいるのが50人ほど、そうでない人も合わせると70人ほどが待合室にいました。早めに並んでいたこともあって、乗船券は無事に入手できました。高速船に比べるとほぼ半額、時間が倍かかるというのを考えれば、とても納得のお値段です。

     8時出港とのことなので、乗り遅れないようにタラップへと向かいます。その途中、青空に映える船体をパチリ。アップでもう一枚…というところで、ズームリングに奇妙な手応え。18-200mmのレンズなのですが、24-180くらいしかリングが回らず、しかもとても重いのです。AFも遅くなり、迷います。慌ててボディから外して確かめると、中でカラカラと軽い音がします。パーツが外れたか、ネジが取れたか。いずれにせよ故障です。せめてもの幸いは、まだ保証期間内だったことと、ロケット打ち上げを撮影する機材には全く影響がないことでしょうか。
    IMG_2326.jpg

     乗り込んですぐに2等のカーペット席へ行ったのですが、すでに満席の人間テトリス状態。何とか5人分のスペースを見つけて(というより作って)、ほっと一息です。Pさん、Aさん、Hさん、Sさん、私の5人づれ。後ほど、朝一番の鹿児島-種子島の飛行機で島に入った二人と合流予定。
     人が集まりすぎて発券に戸惑ったとのことで、20分遅れで鹿児島港を出港。

     早々に二人が寝てしまったので、私とHさん、Sさんの二人で展望デッキへ。空が青い、海が青い、気分は上々。ここで一服、と思ったらタバコが切れていました。
     あたりには、高速船で渡ったのでは見ることのできない風景が広がっていました。たまにはこういうのもいいなあ。……もちろん流木も見えました。
    IMG_1373.jpg   10180006.jpg
    IMG_1385.jpg   ryuboku.jpg
    左上:開聞岳 右上:錦江湾内にて、船尾方向
    左下:佐多岬灯台 右下:全ての元凶、流木

     時々某巨大掲示板のスレッドを覗くと……悲鳴の後には有志の方々の漁船チャーターやセスナチャーターなどの現実的な話が続いていました。出航後しばらくすると、「漁船チャーター成功」との書き込みが。奇跡が展開していくところを目撃できました。……いいえ、「起きないから奇跡」と言うのであって、起きたならそれは努力の結果でしょうか。すばらしい連携に脱帽です。
     
     船内はすし詰め。船室に入りきれずに廊下やデッキに座っている人も多数。高速船がない今、打ち上げより前に島に渡る公共交通手段は、満席必至の飛行機か、「プリンセスわかさ」・「第二屋久島丸」ほか数隻のフェリーしかありません。混雑は必然でしょう。

     4時間の航海を終え、西之表港に上陸したのは12:20、定刻20分遅れでした。
    todai.jpg   IMG_1407_20090923033733.jpg


     眠くなってきたので、今日はここまで。

     種子島で不便な思いをしたので5年ぶりに携帯を変えたら、すっかり浦島太郎状態です。
     何せ、movaからFOMA(P506iCからSH-05A)ですからねぇ・・・。
     着うたってナンデスカ? 携帯ブラウザでFlashとかJAVAが動くんですか? BluetoothやGPSもついてるんデスね。
     果たして使いこなせるのか、不安です。

    >>続く

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    H-IIB TF1見学記 その1 2009年9月9日
     朝、スーツケースとリュックサックを抱えて職場へ。ラッシュ時だったので周りの乗客から冷たい視線。ごめんなさいごめんなさい。
     適宜JAXAのページを確認してみますが、延期情報は出ません。予約を入れた飛行機に間に合うギリギリまで待って、退勤、羽田に向かいます。トラブルもなく、午後7時半過ぎには鹿児島空港に到着。今回は同行者6名。もちろん現地(というか種子島の宿)集合、現地解散が基本です。
     空港のインターネットブースで100円払って関連情報をチェックしていると、「明日のジェットフォイルは流木のため欠航」とのこと。 なんだって!
     不思議と驚きはないです。今まで何も起こらない打ち上げ見学の方が少なかったのですから、トラブルには自然に慣れてしまいました。

     まずは鹿児島市行きのバスに乗ります。元々飛び込みで市内一泊の予定でいて、宿も食事も鹿児島市に行かなければならないのです。リカバリの方法は道中で考えてみました。

    ・鹿児島~種子島の飛行機→既に満席。キャンセル待ちは06:50から空港窓口でのみ受付ですが、取れなかったときは島に渡れないというリスクがあり、却下
    ・今日の高速船、またはフェリー→既に全便出発済み
    ・明日のフェリー→(「プリンセスわかさ」)07:00発券開始、08:40出航

     現実的に考えれば、フェリーしかありません。しかし、悩みがあります。機体移動が見られないのです。
     今回の機体移動は11:00。それに対してフェリーが西之表に到着するのは12:10ごろ。移動自体は長くて30分ほどで終わりますから、どう頑張っても無理でしょう。今回は珍しく昼間の機体移動だったのに、残念です・・・。
     ふと思いついて、某巨大掲示板の打ち上げスレッドを見ると、悲鳴が上がっています。明日の朝一番の飛行機で来て、ジェットフォイルで島入りしようと考えていた場合、現時点でアウトなのです。(朝イチの飛行機で鹿児島空港についてもフェリーに間に合わないため、島に渡る交通手段がないのです)

     移動中、知り合いの皆さんから欠航情報が次々とやってきます。こういう時は情報に飢えていますから、本当に助けになります。メールや電話を下さった皆様、ありがとうございました。
     ぼんやりしていて「鹿児島中央駅前」を乗り過ごし、「交通局前」で下車。市電に飛び乗って中央駅に戻ります。どこまで乗っても160円の定額運賃。途中で乗り継ぎがあるのですが、運転手にその旨伝えて160円払うと乗り継ぎ乗車票が発行されました。これを提示して、乗り継ぎ先の降車時に運賃箱に投入。

     宿を探す前に、ものすごくお腹が減っていたので、駅前の「お食事処児玉」へ。鹿児島に来るとほぼ毎回寄るお店です。ついでに焼酎お湯割りも付けてほろ酔い加減。
    IMG_1357.jpg

     ちょうど食べ終わる頃に、同宿する友人(男性、Pさんとします)が鹿児島空港に着いたとの連絡がありました。
    「宿ですけど、値段優先で良いんですよね」
    「ええ」
    「目の前にあるんですが、最安だとダブルベッドですよ」
    「構いませんよ」
    「じゃ、入ります。中央駅に着いたら連絡下さい」
     平日だからなのか、一軒目にして入ることができました。看板には「ビジネスホテル」とありますが、明らかにその手のホテルを改装した形跡が見て取れます。
    IMG_1358.jpg
     年代もののエレベーターには「部屋からのテレクラへの電話、および後からの女性の連れ込みはお断りします」の張り紙。部屋に入るとカミソリが一本しかありません。更に「燃料費高騰のため」シャワーのお湯が出る時間帯が決まっています。

     委細承知で選んでいるので、この辺は全く気にしません。屋根と壁と(できれば布団も)があればそれで良いのです。


     しばらくしてPさんを迎えに出て、その後、鹿児島在住で、明日から行程を共にする友人(女性、Aさんとします)と駅前の路上で善後策を話し合って、部屋へ。明日は6時半を目安に港に行って、「プリンセスわかさ」のチケット購入列に並ぶことにしました。
     シャワーを浴びて、ブログの更新と情報チェックをしたら、おやすみなさい・・・。意外と疲れていたようで、すぐに意識が落ちました。

    >>続く

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    現在地:羽田空港
     帰ってきました。一週間ぐらいに感じますが、まだ4日目なんですねえ。いかに密度が濃かっ
    たかがわかります。
    ・9/9 鹿児島入り。高速船動かない! マジか!
    ・9/10 わかさで種子島に。機体移動見逃してしょんぼり。
    ・9/11 打ち上げ。感動の余り膝ががくがく。宿で祝杯、午前中に屋久島に移動。
    ・9/12 帰京。
     ともに見学した皆様に感謝を。打ち上げ成功の祝杯は美味しかったです。趣味の仲間は盛り上がり方が違います。

     いやぁ、今回はとりわけいい打ち上げでした!
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    現在地:フェリー屋久島2船内
     宮ノ浦を定時に出港。かなりの乗船率ですが、乗れただけよし。座れたのでなおよし。これから2時間半の航海です。
     空は晴れ、海も凪いでいるようなので、デッキに出ると気持よさそう。昼飯食べたら行ってみることにします。
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    現在地:屋久島のネカフェっぽいとこ
     ネット環境が確保できたので、写真を1枚だけ。
     言葉はもう、いりません。
    H-IIB F1 L/O
    ↑クリックで拡大
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    現在地:屋久島・宮ノ浦港
     今日も高速船が動かないので、フェリーで帰ります。あと2時間半、どうしよう……。

     屋久島は険しい島です。最高峰は1800m以上あるようで、まっ平な種子島とは景色が違います。昨日紀元杉を見に行ったのですが、その場所の標高は約850m、港より大分涼しいです。共通点は湿度が高いところ。汗がなかなか引きません。景色は、山側は中央日本の折り重なる山、海側は三陸で、奇妙な印象。
     種子島にはサーフショップやマリンスポーツ店が散見されますが、屋久島のそれは登山用具店やアヤシゲ(失礼!)なナチュラル系ショップです。
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    現在地:屋久島
    20090911202152
     今日の夕食。飛魚(トッピー)唐揚げ定食。唐揚げというか、姿揚げというか。
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    現在地:太陽丸船内
    20090911102112
     エクストラ・ミッション開始。これから屋久島です。
     隣島まで来るわりに、今まで足を延ばしたことがなかったのです。

     打ち上げ、もの凄かったです。何もしないのに膝が震えて、へたりこみそうでした。
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    現在地:見学地
     打ち上げ成功!
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    現在地:宿
    20090910205900
     今宵はバーベキュー。
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    現在地:島
     無事上陸、現在中種子のAコープでお買い物。
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    現在地:わかさ船内
    20090910103220
     開聞岳が綺麗です。
     いつもは高速船だったから、じっくり景色が見られるのが新鮮です。
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    現在地:鹿児島港
     「わかさ」待機列の現況
    いる人約40人、並んでる人約30人。今なら余裕がありそうです。
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    種子島に渡るために
     前提:今日の時点で鹿児島にいること

     フェリーは動きます。「プリンセスわかさ」0840出港、「はいびすかす」0835出港。あともう一つあったような。
     ともに予約開始は朝7時。これだと、機体移動は見られませんが打ち上げには間に合います。
     明日種子島に渡る手段はこのフェリーか、飛行機で屋久島に行き、そこから船で行くしかないです。

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    現在地:鹿児島
     何!? 明日の高速船出ないだと!
     機体移動は見られそうにありません……。
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    現在地:羽田空港
     ロケット打ち上げを見に、種子島に行ってきます。今度のはH-IIB F1(試験1号機)、ほぼ10年ぶりの新型機です。大きさが日本の過去最大ということは、音も光も最大。期待できそう!
     今年3度目の種子島行きです。

    打上日時:9月11日(金)午前2時1分46秒(日本標準時)
    打上貨物:国際宇宙ステーション補給機「HTV」試験機
     「試験機」とついてますが、ただのどんがらではなく、補給物資も搭載してちゃんと動くものです。

     メモ:オイルライターは手荷物でも預け入れでも一切機内持込禁止になっていました。持ってこなくてよかったぁ。
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    ロケット見学案内記第3版 差替版アップロード
     この差し替えによって、最新版は「第3.1版」になります。
     第3版からの変更点
    ・裏表紙を付けた
    ・寝台特急「はやぶさ」に関する記述を削除
    ・18きっぷに関する記述を追加
    ・レンタカー情報を大幅拡充
    ・誤字等の修正

    ロケット見学案内記種子島編 第3.1版
    http://www5.atpages.jp/rocketmania/annai_tane3.1.pdf(PDF、16ページ、約1.8MB)
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     なお、間違いや不適切な箇所があったらお教え下さいますと幸いです。

     二次配布や注意事項は前エントリの通りとします。

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    ロケット見学案内記種子島編 第3版アップロード!
     おおよそ1年半ぶりの改訂です。H-IIBに間に合いました。
     運賃や宿など、前回から変化があったものを更新しました。

    ロケット見学案内記種子島編 第3版
    http://www5.atpages.jp/rocketmania/annai_tane3.pdf(PDF、16ページ、約1.8MB)
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     なお、間違いや不適切な箇所があったらお教え下さいますと幸いです。

     最後に、このPDFは私、液酸/液水の金木犀が個人で作っているものです。内容に関するお問い合わせは私までお願いします。
     二次配布は自由としますが、必ず私に責任がある旨明記し、http://bookworms.blog12.fc2.com/blog-entry-364.htmlへのリンクを張って下さい。
     また、本資料の著作権と文責は私に属するものとし、これを用いたことによる損害などについては免責とします。

     では、よい打ち上げ見学を。種子島でお会いしましょう!

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