文系宇宙工学研究所へようこそ!



    宇宙ニュースが中心のブログです。同人サークル「液酸/液水」の告知ページでもあります。

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      ロケット打ち上げ見学の案内がメインのはず。種子島、内之浦のロケット&観光情報、最新の宇宙ニュースなどを紹介。
      打上げ見学記「ロケット紀行」シリーズ、打上げ見学と宇宙関係施設観光のためのガイドブック「宇宙へ!」などの同人誌を販売中。


     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

    イベント参加予定:コミックマーケット92於東京ビッグサイト 8月12日(土・2日目)東ペ-56a 

    イベント以外での本の購入は以下のバナーをクリック↓
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    筑波その2 展示室
     予告通り、筑波宇宙センターの展示室です。

    IMG_1523.jpg
     入ってすぐ、歴代ロケット模型がお出迎え。

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     入り口正面は「かぐや」でした。
    左:SELENE「かぐや」。お別れ運用~月面落下は6月の予定。
    右:「かぐや」センサ配置模式。
      
    IMG_1502.jpg  IMG_1505.jpg  IMG_1504.jpg
    左:ETS-III「きく4号」とETS-IV「きく3号」
    中:ALOS「だいち」
    右:BS-2「ゆり2号」

    IMG_1503.jpg  IMG_1507.jpg  IMG_1506.jpg
    左:CSI「さくら」
    中:GMS「ひまわり」。数々の特徴から、これは初号機です。
    右:ETS-I「きく1号」

    IMG_1508.jpg  IMG_1509.jpg  IMG_1510.jpg
    左:EGS「あじさい」。現在運用されている中では最古の衛星です。
    中:JERS-1「ふよう1号」
    右:OICETS

    IMG_1514.jpg  IMG_1520.jpg  IMG_1522.jpg
    左:「あじさい」のアップ。ホントに鏡とレーザー反射体だけでできています。
    中:JEM「きぼう」関連展示。実物大。
    右:ETS-VII「きく7号」

     次は調布レポになればいいなあ。
     あ、5/5のコミティア合わせの新刊は、90%落ちます。残りの10%は奇跡的に執筆時間と体力の余裕ができる可能性です。

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    筑波宇宙センター、2009年春の一般公開レポート
     去る4/18、筑波宇宙センター一般公開に行ってきました。
     とにかく人出が多かったと感じます。子供がたくさんいたのが印象に残りました。
     これから5月末まで、航空宇宙ファンにとってはイベントラッシュです。

    TX-t
     TXつくば駅の通路。いつ見てもオールドフューチャーな雰囲気で、私は好きです。

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     実は、H-IIがやってきてからは初訪問なのです。エンジンカバーも付いていて(エンジンを見せるために半分だけですが)なかなか。確か、1・2段目を種子島、エンジンを名古屋の三菱、フェアリングを角田から持ってきたと聞いた記憶が。だとすると、1・2段目とは種子島にいた時分に会ってるわけですな。はるばるよくきたものです。

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     築山。なんだかブロックハウスに見えてきます(笑)。右写真が種子島・旧中型射場ののブロックハウス。

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     本日の私的メインその1、「3D MOON」予告編。「かぐや」の画像を用いたプラネタリウム番組で、3Dメガネ(赤と青のセロファンを張ったアレです)を掛けて鑑賞します。手作りドームがいい味出してます。2分程度の予告編でしたが、これ、すごい! 実際にクレーター上を低空飛行しているような気分です。公開されたら絶対行きます。

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     謎のタワー。聞いてみたら給水塔だそうです。NASDAのマークを消した後が、妙に生々しい・・・。

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    IMG_1451.jpg   IMG_1454.jpg
     ひょっこり置いてあったスラスタ2種。小さいのが1液式の10Nスラスタ、大きいのが2液式の500Nスラスタ。「500N? もしかして・・・」と聞いてみたら案の定、「かぐや」を付繊維軌道に投入したのと同型のスラスタでした。
     右はハイブリッドエンジン燃料の燃えがら。

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     「きぼう」管制室見学の待機列。おおむね30分待ち。内部の写真撮影は不可でした。残念。

      HTV-Panorama.jpg  IMG_1478.jpg
     今回初公開、HTVのEM(エンジニアリングモデル)です。(クリックで大きなサイズが見られます)図面をよく見れば分かりますが、与圧室部分が付いていません。

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     左:ミッションバッジ?
     中:船外パレットとロボットアーム。実機かEMかは不明ですが、この時期まで残っているので恐らくEMではないかと思います。
     右:有人型H-IIBの構想。まだ担当者の脳内で考えているだけのようです。

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     セントリフュージ実機の隣に、なにやら怪しげな梱包が。どうやらセントリフュージのEMらしいです。まあ、確かに置いておくしか用がないですよね・・・。

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     宇宙飛行士がいました。このあとスキップしながらどこかへ去っていきました。

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     ラリー形式で頒布していた「衛星カード」。全8枚+シークレット1枚、思わずフルコンプしてしまいました。裏面がつながります。良くできてます。

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     おまけ1:つくばエキスポセンター。TXつくば駅から徒歩5分。そびえるH-IIが目印。

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     おまけ2:こういう風景が好きです。さて、どこでしょう(笑)

     次回は、筑波宇宙センターの衛星展示室です。枚数が多すぎて、この記事にまとめるのを断念しました。
     その次は4/19の調布航空宇宙センター一般公開レポにしたいと思っています。

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    一般公開の季節です
     覚え書きも兼ねて、今春のJAXA一般公開スケジュールを。

    4/18(土)筑波宇宙センター
    4/19(日)調布航空宇宙センター・角田宇宙センター
    4/26(日)春のキッズデー(JAXAi)
    5/16(土)地球観測センター(鳩山)
    5/23(土)沖縄宇宙通信所
    5/30(土)勝浦宇宙通信所
    5/31(日)増田宇宙通信所

     今週末の筑波と調布は行きます。
     筑波はH-IIが置かれてから行ってないので、ぜひとも。調布は、前回撮った写真データがお亡くなりになったので、取材せねば。
     あとは鳩山と、できたら勝浦も行けたらいいなあ。

     GWは、「HAYABUSA ~BACK TO THE EARTH~」(プラネタリウム番組)を見に、大阪遠征予定。6/6から、近所の 府中市郷土の森博物館でやるのですが、待ち切れません。ほか、都内のプラネタに上映要望出してみよう。
     久々にお台場の日本科学未来館にメガスターを見に行きたくもあり。今やっている「宇宙エレベータ ~科学者の夢みる未来~」という番組がすごく気になるのですよね。
     さて、そろそろ計画を立てないと・・・。
     いいかげん体力が限界です。突っ走りすぎです。休みが欲しい・・・。
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    「宇宙(そら)へ!」増刷
     昨日入稿してきました。5/5のコミティア88に合わせて、『宇宙(そら)へ! 宇宙開発見学総合ガイドブック』を増刷します。今までお手に取れなかった方、これで大丈夫です。
     改版ではなく増刷なので、内容は基本的にC75発行のものと変わりません。さすがに誤植は気づいた限りで直しましたが・・・。
     また、新刊も鋭意制作中です。今度は秩父・椋神社龍勢祭の見学記になるはずです。

     どうぞよろしくお願いします。

     北のロケット打ち上げ日のアクセスの伸びに驚いています。普段の10倍って・・・!
     正確な知識を持つのは大事なことだと思いました。実は前回の記事は、アップ後大小含めて5回ほど加筆訂正しています。それでも間違えや思い込みがありそうで怖いのですが・・・。

     松浦晋也のL/Dに「はやぶさ2」の現状記事がアップされました。Mark2についても少し触れられています。「ヴェガ」ロケットでの打ち上げは消えた模様。
     何とかして支援する手だてはないのでしょうか。

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    常識と非常識:北朝鮮衛星騒動から考える
     2009/4/5追記 開設以来のヒット数にびっくりしています。それだけ興味を引く話題だったのでしょうか。
     さて、本記事を読む前に、いくつかご注意願いたい点を書いておきます。
    ・筆者は一介の宇宙ファンです。専門家ではありません。
    ・地球を回る軌道には、東西方向と南北方向(極軌道)がありますが、今回取り上げたのは東西周回軌道です。極軌道の場合の打ち上げ方向は、おおむね東ではなく南です。
    ・思い違いや間違いがありましたらご指摘下さい。
     なお、この更新でいくつか間違いを訂正し、加筆しました。

     さて、北朝鮮の打ち上げが数日内に迫っているようです。
     人工衛星搭載のロケットであろうがミサイルであろうが(個人的にはロケットかと思いますが)、推進原理は同じなわけで、そこはロケット打ち上げ好きの私としては興味のあるところ。
     興味があれば情報収集するわけで、この一週間、主に個人サイトを読んできました。注目していたのは、ロケットや人工衛星の打ち上げがどんなものなのかがどれほど拾われているかです。

     けれど・・・これが意外と少なかったのです。
    「真上に打ち上げりゃいいのに、なんで日本の上空を通るように打たなきゃならんのさ」
    「他国の上空に向けて(他国に向けて)ロケットを発射するという国はほかにない」
     個人サイトでは、こんな記事がけっこうありました。新聞に時折ロケットの飛行経路図が載っていたので安心していたら、どっちに飛んでいくのかはあまり知られていなかったらしいです。
     ちょっとびっくりしましたが、まあ、宇宙開発ファンってレアですからねえ。
     ついでに、「なぜ北朝鮮は日本に向かってミサイルだかロケットだかを飛ばそうとしているのか」という解説を。

     ロケットがまず上に昇っていくのは、大気の影響が少ない高度まで早く行くためです。充分な高度に達したらすぐに東に向きを変えます。 これは、効率的に飛ぶために必要なこと。なぜ東向きなのか、といえば、地球の自転方向が西から東だから。ロケットは、軌道に達するためにエンジンの推進力だけでなく、自転で発生する遠心力も借りるのです。
     たとえて言うなら、ハンマー投げの選手が投げる前に体を回転させるようなもの。あれは遠心力を使ってより遠くに飛ばそうとしているわけです。
     北朝鮮から見て東=日本に向けて打ち上げるのは、衛星打ち上げと考えた場合は普通の事なのです。(ロケットの性能が低いなら、なおさら必要な事でもあります)ただし、射場の立地や国家間の問題など、諸々の理由で素直に有利な方角に打ち上げない・打ち上げられない場合もあります。(例:イスラエルは、他国との摩擦を避けるため、打ち上げの際は西側、地中海に向けている)
    6   H2AF13_0914_005hosei.jpg   IMG_8132.jpg
    (左・中:金木犀撮影のH-IIA13号機、右:霧島さん撮影のH-IIA11号機)
     参考写真。これは日本のH-IIAロケットの写真です。なお右だけ号数が違うのは、手持ちで上空まで綺麗に見えている写真が、11号機の分しかなかったためです。基本的に見える方角に差はありません。
     左の写真を見てください。多くの方は、ロケット打ち上げというとこのような写真をイメージすると思います。確かに、まっすぐ上に飛んでいるように見えます。
     次に、真ん中の写真を見てください。この時点では、少し斜めに飛んでいるのが分かります。北側から撮影しているので、やや東側に傾いて飛んでいます。
     最後に右の写真を見ると、上側で噴射炎が逆「く」の字型に曲がっているのが分かります。これは、上空で飛行経路を左上方向(=東側)に変えたためです。このように、充分な高度に達したロケットは地球の丸みに沿って飛ぶようになるため、地上から眺めると水平線に向かって落ちていくように見えます。

     また、どこの国のロケットも、飛行中に他国の領空を通過しないという事はほとんどありません。
     日本はたまたまユーラシアの東縁にあるおかげで太平洋に向かって打てるので、他国上空を通過する事が少ないだけ。内陸部のバイコヌールから打ち上げられたソユーズのブースタはシベリアに落下しますが、ほぼ無人地帯なのであまり表面に出てこないです(シベリアにはロケットの残骸がごろごろしているという話を聞きます)。中国の酒泉宇宙センターから長征を打ち上げた場合、型式と軌道によっては日本の上空を通過したような(定かではないです)。読売新聞の図によれば、酒泉の発射方向は台湾側になっています(「代表的な」打ち上げ方位らしいので、例外もある?)いずれの国の場合も、予定飛行経路は事前に航路安全情報として通報されています。

     結局何が書きたかったのかといえば、人工衛星打ち上げなら東に飛ばすのが当然より有利で、真上に打ち上げて人工衛星にするのはまず無理、ということです。つまり、北朝鮮が飛ばすのが人工衛星搭載ロケットなら、どう頑張っても特殊な軌道設計をしない限り日本領空を通過するほかないのです。
     このあたり、うまく説明できないのですが、
    北朝鮮の発射場がある舞水端里(ムスダンリ)から日本の東北地方に向けて発射することは、性能面や技術面だけを考えれば合理的かもしれない。しかし国際社会がどう受け止めるか全く考慮していない打ち上げ方法だ。
    2009年4月4日 ヨミウリオンラインの記事
    この意見に賛成したいです。
     だからといって、これをもって北朝鮮が人工衛星を打ち上げようとしているというつもりはありません。ミサイルでも同様の飛ばし方をすることは十分できますし、日本に対する示威ならなおさらでしょう。うがった見方をすれば、北は「人工衛星打ち上げなら東に飛ばすのが当然」という意識を逆に利用しているのかもしれません(あくまで推測ですよ?)。
     しかし北朝鮮も日本の反応ぶりも、はた迷惑な話ですねえ。報道も少し過剰ではないでしょうか。ちょっと軍事アレルギーが強すぎるように思います。・・・あ、でも、これをきっかけに宇宙開発に興味を持つ人が出てくれば、私としては嬉しいかも。
     蛇足はこのくらいにします。私は宇宙開発ファンであって、国際政治について語るのは趣味ではありません。

     なお、過去の日本のロケットの飛行経路について知りたい方は、JAXAのサイトから「ロケット打上げ及び追跡管制計画書」をダウンロードしてみて下さい。図がついています。

     この調子だと、北朝鮮上空に静止衛星を浮かべる事ができると信じている人も多そう。地上から見て人工衛星が止まって見えるのは、静止衛星軌道に浮かべた場合のみです。これは赤道上空約3万5000kmにしかない、かなり特殊な軌道です。
     つまり、北朝鮮直上に静止衛星を浮かべるのは不可能です。その昔、情報収集衛星を北朝鮮上空に静止させろといった議員がいたそうですが。

     あと、「燃料が猛毒。だから北朝鮮はうんぬん」という話ですが、ヒドラジン(非対称ジメチルヒドラジン:UDMH)は、ロケットではケロシン・液体水素と並んでごく普通に使われている燃料です。確かに毒ですが、宇宙開発の世界では珍しくない燃料なので、私は「今更毒性で騒いでもなあ」と思ってしまいました。
     ついでに、よく使われる理由を二つ挙げておきます。
     一点目。この燃料は四酸化二窒素などと混合すると自己着火するので、エンジンに点火機構が不要になるという利点があります。(これは軽量化にも役立つようです)
     二点目。常温で保存可能なので、即応性があり保管に大がかりな設備が不要です。

     さて、長々と書いてしまいました。この辺で切り上げることにします。

    別窓 | 宇宙開発 | コメント:13 | トラックバック:0 |
    な・・・なんだって!(その2)
     ふたたびMMR風に。
     ミニスカ宇宙海賊(笹本祐一 朝日新聞出版)がアニメ化!?
     四月馬鹿だと思ったら、マジなのか・・・。
    ソノラマノベルス/朝日ノベルズ Monthly Hotline(公式メールマガジン)

     北の将軍国がよりいっそう香ばしくなってきている気がするのですが。

    強力な軍事報復を警告=「日本の牙城を無慈悲に粉砕」-北朝鮮
    朝鮮中央通信は31日の論評で、北朝鮮が「人工衛星」と称して発射の準備を進めている長距離弾道ミサイルを日本が迎撃した場合、北朝鮮は「再侵略戦争の砲声」とみなし、「最も強力な軍事的手段によってすべての迎撃手段とその牙城を無慈悲に粉砕する」と警告した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
    (2009年3月31日 時事通信抜粋)

     いや、ここまでくるとすごいですね。「牙城」「無慈悲」「粉砕」。ああ・・・なんて典型的な悪役(ヒール)のセリフなんでしょう! 逆にほれぼれします。
     願わくは、こんがりきつね色で香ばしいまま終わらんことを。焦げてしまったら元も子もないです。
     まあ、破片が降ってくる確率は低そうですから、その点は心配していません。・・・ただ、まともに飛ばなそうなのが問題ですね。最悪なのは発射数分以内に壊れてしまい、破片が慣性と重力に従って日本に落ちる、という事態でしょう。
     日本の迎撃云々は、まあ、ポーズじゃないのかなと思っていますが、はてさて。

     2010年のコミケットスペシャル5は水戸市で開催すると決まったようです。関東圏でよかったぁ。

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