2009-02-28 Sat 02:27
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2009-02-25 Wed 00:02
東京とびもの学会に向けて、ネタを仕込んでおりまする。
新刊を思い切って作ってしまおうかと。 今のところこんな感じになりそうです。表紙はざっくりつくっただけ。 ![]() 実は、秩父の龍勢祭り見学レポートとどっちにしようか迷っています。 あとひとつ、なんかネタ的な事をしたいなあ。 アメリカも木から落ちる。オービタルサイエンス社のトーラスロケット打ち上げ失敗、ペイロードだったNASAのOCO衛星はロスト。原因はフェアリング分離失敗。 ・http://www.nasa.gov/mission_pages/oco/main/index.html |
2009-02-24 Tue 01:21
衛星まつり6、ゲストは衛星開発者の小野さん。ロケットまつりはめでたく30回。
今回が最終回かも? との話でしたが、NEC時代の話は今回が最後のようです。 が、次回は5/6、「衛星まつり番外編」となるので、小野さんの話はまだまだ続くとの事。 林さん・垣見さんのお話も久々に伺いたいところ。あちらは、おおすみが上がったんだっけ? 海洋観測衛星「もも1号(MMO)」が上がったのは1987年。ちょっと気になったので、日本の現役人工衛星で古いのが何か、調べてみました。 どうやら一番は、測地実験衛星「あじさい(EGS)」のようです。1986年8月13日、H-Iロケット1号機(試験機)のテスト・ペイロードとして打ち上げ。要は大きなミラーボールで、自分では電源も通信系も持たない特殊な衛星でありながら、軌道投入精度がよかったため、発見に手こずらずに済んだ、という話を聞いた事があります。今でも国土地理院鹿野山測地観測所と海上保安庁下里水路観測所で定期観測と運用が行われ、現役のようです。当初設計寿命は5年。 なお、「あじさい」はILRSプロジェクトに参加している衛星である。(リンク先の表、下から7番目にAjisaiの表記が見える)日本からは他に、「だいち(ALOS)」、「きく8号(ETS-VIII)」、「みどり(ADEOS)」などが参加している。 二番目はオーロラ観測衛星「あけぼの(EXOS-D)」。1989年2月22日、M-3S-II 4号機で打ち上げ。この度めでたく打ち上げ20周年を迎え、現在は太陽の磁場逆転周期、22年の継続観測を目指して運用継続中。これは太陽活動周期のちょうど2周にもあたる。・・・ということは、2011年までやる気ですね。ちなみに当初の設計寿命は1年。 1980年代の衛星が未だに現役なのに驚きました。私より年上の現役衛星はおらず、ほっと一安心(?)。 |
2009-02-15 Sun 22:50
本当にギリギリで、「ザ・ムーン」を観る事ができました。これはDVDを買ってしまいそう。
変に「物語」を作るのでなく、あくまでドキュメンタリーに徹したのがとても嬉しく、また楽しく思いました。実際に月に立った宇宙飛行士の証言(これは現在のもの)を縦軸に、当時の記録映像を横軸に配したセンスに脱帽です。赤の他人、ましてやその時代に生を受けていない人間があれこれ言うよりも、当事者である宇宙飛行士達が、自ら語った言葉に勝るものはありません。 エンドクレジットで「アポロの月着陸は捏造」説に、飛行士達が完全にあきれながらコメントしていましたが、まったくその通り。「襟首掴んでやりたいね」(by コリンズ) (以下大幅ネタバレ。読む場合はドラッグで反転してください) アポロの映像は当時の記録フィルムをふんだんに使った構成。2/3段目切り離しの後、2段目に積んだカメラが捉えた、ゆっくりとスピンしながら落ちていく映像は必見。サターンVの発射シーンは、これでもかと言うくらいにいろんな角度から撮った映像を用いています。全長でH-IIA202の約2倍、打ち上げ重量で約10倍。こんなのが空を飛ぶなんて。 打ち上げに関する飛行士のコメントも面白いです。11号は揺れたようで、「そっち(発射台)にあんまり近づかないでくれと願った」、15号(だったか?)は「快適だった」。 冒頭でちょろりとヴァンガードロケット大爆発が出てきました。これは観ていて楽しいので(不謹慎!)いいんですが、フォン・ブラウンについて全く触れられていないのは残念です。 一言でまとめると、「2時間で分かるアポロ計画の全容」でしょうか。期待して映画を見て、その期待を上回る出来だったのはものすごく久々です。監督に拍手を。 この記事のタイトル「おじいちゃん語る」のおじいちゃんとは、この映画に出演したアポロ飛行士達の事です。 コミティアに来てくださった皆様、ありがとうございました。気合いで風邪を治した甲斐がありました。(昨日は38.5℃の熱がありましたが、今朝は36.0℃まで下がっていました。そのかわり花粉症が・・・) H-IIA F15/きずなを現地で見た方が出されていた本がありました。早い! うち1冊は、オンデマながら無線綴じ仕様。凄い! 見つけたのは2冊。 ・Ad Astraさん 『GOGO GOSAT!! ~H-IIAF15見学記~(プレビュー版)』(擬人化/レポート漫画) 作者はしないつぐみさん。カウントダウンを聞くとにわかに不安になるのは、よく分かります。完成版に期待してます。 ・小説清野堂さん 『ロケット打ち上げを見に行こう!+喜信君の離職日記』(打上見学記:日記形式) 作者は清野喜信さん。サブタイトル通り、「上司から肩を叩かれ、会社を辞める事を決意する。」から始まる旅行記です。・・・洒落になってませんがな。1月から暇ができる→ちょうどロケットの打ち上げがある→じゃあ、行きますか! ということらしい。 後書きの最後、「あの体験は普通の生活では体験できない物である分、もう一度体験したいと思わせる何かがあるのかもしれません。」には深く賛同します。私は打ち上げに魅入られてしまった人間ですから。 こんなの見てしまったら、私も頑張るしかないですね。乞うご期待! 次回のイベント確定しました。 3/20(祝)都産貿2F「東京とびもの学会」です。通常+お宝参加します。出し物は、1月のH-IIA F15/いぶき見学のプレ版にしようかと考えています。もしかしたら写真集(ただしフルカラーコピー)に浮気するかもしれませんが・・・。まあ、ぼちぼち考えます。 制作にかかる前に、5月のティアも出るか決めなきゃなりませんね。こちらもあと半月、考えてみます。 |
2009-02-13 Fri 23:26
来る2/15(日)開催の、コミティア87に委託参加します。委託先はTERTRE ROUGE(テルトル・ルージュ)さん。種子島宇宙センターの写真集、「TNSC」を発行されたサークルさんです。宇宙開発とロケットが好きなら(つまりこのブログをお読みの多くの方には)一見の価値ありと思います。
液酸/液水としては、ロケット紀行vol.7を持ち込みます。私自身は同サークルさんで売り子です。5月には直接参加したいと思っています。 イベント:コミティア87 日時場所:2/15(日) 東京ビッグサイト(東1) サークル名:TERTRE ROUGE(テルトル・ルージュ) 配置場所:ぬ-31b 夏コミ申し込みました。未だ郵送申し込みの当サークル、危うく締め切りを越えてしまうところでした。 |
2009-02-09 Mon 02:52
前回の日記のコメントでうーぱーさんに教えて頂いた、「1970年大阪万博の軌跡」展を観るために、上野の国立科学博物館へ。
最終日でしたが、行った時間が午後3時半過ぎだったせいか、あまり人はいませんでした。この頃私はまだ生まれていませんが、実家には「Expo'70」の刻印が入った記念メダルがあります。 なんていうんですかねえ・・・あの頃、庶民の夢としてパビリオンを彩った先端技術や物の多くが、その後一般化して、我々の手元に届いているんだろうことが、はっきり目に見えました。 携帯電話と全自動洗濯機が、それを如実に示しているのではないでしょうか。 ![]() そういえば、今当たり前に使っているこの「インターネット」という奴、あの頃は影も形もないんですね。(基礎となった技術が云々の話は置いておくとして) 大阪万博の出展で、未だに語り継がれているのが「月の石」。航空宇宙好きにはたまらんアイテムです。これが目玉なのは今も昔も変わらないようで。 ![]() ![]() ![]() 左:アポロ11号が採取 右:アポロ17号が採取 ![]() ![]() 会場模型の中のロシア館(左)とアメリカ館(右) ![]() 入り口では当時のコンパニオン衣装がお出迎え。物言わぬマネキンなのがシュール。 ![]() 一番気に入った展示。珍しくアングルに凝ってみましたが、あんまりよくないです。 ![]() ![]() こういう俗っぽさも、また魅力。アルミ鍋とか、こっそり(あくまでも「こっそり」)台所で使ってみたい。 「ザ・ムーン」、早く行かないと終わってしまう・・・。 ・「はやぶさ」イオンエンジン再点火 どんな形でもいい、帰ってこい! |
2009-02-06 Fri 00:34
後輩と「ザ・ムーン」を見に行ったのですが、ばっちり上映時間を間違えました。
仕方ないので、「チェ・28歳の革命」を見てきました。これはこれで面白く観られました。葉巻が喫いたくなる映画です。 肝心の「ザ・ムーン」の方は、かかっている内に見に行きたく思う所存。 |
| 文系宇宙工学研究所 |
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