文系宇宙工学研究所へようこそ!



    宇宙ニュースが中心のブログです。同人サークル「液酸/液水」の告知ページでもあります。

    告知板  ※Flash環境推奨。
      ようこそ文系宇宙工学研究所へ。
      管理人・金木犀の同人サークル「液酸/液水」の告知ページも兼ねています。

      ロケット打ち上げ見学の案内がメインのはず。種子島、内之浦のロケット&観光情報、最新の宇宙ニュースなどを紹介。
      打上げ見学記「ロケット紀行」シリーズ、打上げ見学と宇宙関係施設観光のためのガイドブック「宇宙へ!」などの同人誌を販売中。


     オススメ・お役立ち  
      ・種子島ロケット見学マップ(PDF版:2010年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)
      ・ロケット見学案内記第6版(PDF版:2011年現在)はこちら(リンク先画面のダウンロードをクリック)

    イベント参加予定:コミティア122 配置:K-56a 於東京ビッグサイト 11月23日(木・祝)
            :コミックマーケット93 3日目(12月31日・日)東P-01b

    イベント以外での本の購入は以下のバナーをクリック↓
        紙版:自家通販     紙版:ショップ委託(通販あり)
         

         電子書籍配信          電子書籍配信
         

    「ひので」ファーストライト
    「ひので」搭載望遠鏡の蓋開け・試験観測の結果と今後の予定について(JAXA)
    3望遠鏡によって取得された太陽画像の公開(国立天文台「ひので」HP)
     本日付プレスリリースで、「ひので」(SOLAR-B)のファーストライト画像が公開されました。

     以下、公開された画像です。
     クリックで元ファイルが開きますが、ひとつ2メガバイトぐらいあるのでご注意下さい。

    可視光   X線   X線(疑似カラー)
     左より、可視光望遠鏡・X線望遠鏡・X線望遠鏡(疑似カラー画像)です。極端紫外線撮像分光装置は無加工画像が見あたらなかったので割愛。一番上のリンクから見に行けます。

     「ようこう」に比べ、かなり解像度が上がってますね。今後の観測結果が楽しみです。
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    神田神保町、古書の街
     ここ何日か、神保町に通い詰めています。
    とは言っても趣味ではなく、アルバイトのお話。(趣味との境界線がなかなか曖昧ですが)
     現在、神保町は「古本まつり」(青展)の真っ最中。年に一度のお祭りです。
     手押しワゴンで露店を出して、靖国通り沿いで売ってるのですが、これがなかなか面白い。「本が好き」という一点で一致していても、実にいろんなタイプのお客さんがいるんですね。黙って本を差し出して淡々と買っていく方、ちょっと値引き攻勢をかけてみる方、買うべきか否か、時間をかけてじっくり吟味していく方、ほぼ直感で選んで満足げな方、ちょっとした人間観察です。

     青展は11/1(水)まで。お越しの際は是非当店にお立ち寄りを。にっこり笑ってご案内いたします。

    10/31追記:青展の雰囲気、何かに似てると思ったらコミケでした。あれを都市空間レベルに広げたら、そのまんまです。こまいブースが出て、お気に入りの本を探して人が群がる。違いは古本祭りが「商売」だということでしょうか。
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    HIIA F11(きく8号)打ち上げ日程
     本日JAXAよりプレスリリース。

    H-IIAロケット11号機の打上げについて(JAXA)
    特設サイト きく8号/H-IIA11号機打ち上げへ!(JAXA)

    打ち上げ日程は以下の通り。

    ・打上げ予定日 :平成18年12月16日(土)
    ・打上げ時間帯 :15:32~15:44
    ・打上げ予備期間 :平成18年12月17日(日) ~平成19年2月28日(水)
    ・打上げ場所 :種子島宇宙センター 大型ロケット発射場


     本日付のリリースがもう一つ。
    陸域観測技術衛星「だいち」の初期校正検証運用終了及び定常観測運用開始について(JAXA)
     私が名付けたあの子が、ついにお仕事開始だ。末永く頑張って頂きたい。

     ええと、あとは、
    本日の「ひので」 10月25日
    によれば、本日主鏡のトップドアを開けたそうです。ファーストライトへ一直線、素直でいい子な衛星のようです。
     さて、H-IIA F11だが、どうしようか。その時期は卒論で忙しいぞ。
     そうか、打ち上げまでに書き上げてしまえばノープロブレム、無問題だ。
     なんかおかしいけれど、これがモアベターな選択肢だろうな・・・。

     そうそう、今日はALI PROJRCTの新曲の発売日。家に帰ったら、ちゃんと届いていましたよ。「勇侠青春謳(ユウキョウセイシュンカ)」、まだ開けてないのですが、楽しみです。
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    少女は宇宙を目指す
    ロケットガール養成講座(秋田大学工学資源学部附属ものづくり創造工学センター)

     秋田大は来年1月から、ロケットや衛星の製作・打ち上げ経験を持つ大学生らが、女子高生にそのノウハウを伝授し、実際にロケットの製作・打ち上げまで行う「ロケットガール養成講座」を始める。

     日本初の有人ロケットのパイロットとして女子高生が活躍するSF小説のタイトルを講座名に採用した。女子高生に宇宙に親しみを持ってもらい、理工系学部への進学者を増やすのが狙いだ。

     秋田県では、日本のロケット開発の父、糸川英夫博士が1955年8月、ロケットを初めて打ち上げた。これにちなんで昨年8月から毎夏、同大が中心になって「能代宇宙イベント」を開催。全国の大学生らが、小型ロケット打ち上げや小型衛星の着陸の技術を競っている。

     同大ものづくり創造工学センターでは、イベントの開催経験を、若い世代の宇宙教育に生かしたいと、宇宙に関心のある女子高生を全国から30人募集することにした。上空500メートルまで飛ぶ全長2メートルのロケットや空き缶サイズの人工衛星を製作、打ち上げに挑んでもらう。参加費は無料で、旅費や宿泊費は参加者負担。

     また、養成講座名の由来になった「ロケットガール」のアニメ化が決定しており、講座の様子を紹介してもらうよう関係者に要請する。

    (2006年10月24日14時45分 読売新聞)

    だそうです。これ、ものすごくいい企画だと思います。
     ロケットガール、アニメ化かあ。

     冬コミ新刊と並行して作業していた、「ロケット紀行」既刊の修正・改訂作業が終わりました。
     うかつに再販かけようとすると、作業量が多くなることを思い知りました。
     なので、既刊分の再版はこれを最初で最後にしようと思う次第です。パワーは新刊に振り向けないと!

     東京は今日から急に寒くなりました。棚の奥から引っ張り出したハクキンカイロに火を入れたら、秋が急に深まった気がしました。
     今までが暖かすぎたんですね。なんだか今年は天候が変です。
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    筑波に行ってきました
    ※今日の記事には写真を多用しています。環境によっては表示に時間がかかることがあります※
     筑波宇宙センターの一般公開に行ってきました。
     予想通り、来場者の1/3は子供でした。それに混じって、大きなお友達もちらほら。
     私としては、ALOS「だいち」の地上試験モデル(未確認。実物大)と「ひまわり」(旧型のほう)の地上試験モデル(同)、それに「きぼう」の実物模型(フライトモデルはすでにアメリカに渡っている)と、海底から引き上げられたH-II F8のエンジンが見られたので大変満足しています。
     会場の展示で、ETS-VIIIが12月に打ち上げられる予定だと知りました。
     行きたいけれど、たぶん無理だなあ。
     以下の写真は全て、クリックで大きいのが見られます。

    門

    だいち  ひまわり(旧型)
    左:「だいち」(ALOS)   右:「ひまわり」(GMS、旧型)

    「きぼう」船内部  「きぼう」曝露部
    左:「きぼう」船内実験室   右:同じく曝露部のパーツ群と思われる物体

    LE-7エンジンパーツ群   LE-7エンジンパーツ群
     H-II F8に取り付けられていたLE-7エンジンの残骸群。現物は生々しい。故障の原因となったインデューサーは、写真が展示されていました。ノズルの前の白いプラ板がそれです。

    きくはちぞう   きく8号ミッションバッジ

    左:ETS-VIII「きく8号」のイメージキャラクターの「きくはちぞう」くんです。なんと言うか、うん、何も言うまい。
    右:同ミッションバッジ。


     そうそう、8月に筑波送りになったセントリフュージは、ひっそりと屋外展示されていましたよ。
    セントリフュージ   セントリフュージの説明板
    左:外観。シミ一つ無く真っ白なのがよけいに悲しい。
    右:説明板。これが打ち上げ中止になった実機(フライトモデル)であることを説明しています。種子島のH-II 8号機と同じ運命ですね。


    J-1
     今日のおまけ写真。H-IIとH-IIAの間に肩身狭そうに居座っていた、あのロケットです。分かる人は分かってください。
     ツッコミはナシでお願いします。
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    からだボロボロ
     さんざんな一日でした。

     まず、風邪を引きました。鼻水が止まりません。薬で抑えています。おかげで鼻と目の粘膜が乾いてしょうがないです。

     そして、親知らずを抜きました。虫歯になったような気がしたので歯医者に行ったら、「ああ、確かに虫歯ですね、抜きましょう」と言われ、有無を言わせぬ勢いで麻酔をかけられました。血が一杯出ました。今も出てます。痛み止めが効いていますが、切れた時を考えるのが恐いです。今日は飲み会がある日だったのですが、みんな楽しく飲んでる中、私だけウーロン茶とおつまみで取り残されていました。

     この先10日くらい、抜いた傷が安定するまでは、お酒も煙草も禁止だそうです。お酒はいいんですが、煙草はなぁ。一日5本ぐらいなので、スモーカーというのもはばかられるほどですが、食後の一服はちょっと惜しいかも、です。まあ、風邪ひいてちゃお酒も煙草も美味しくないんで、あと何日かは全然辛くないと思いますけれど。いっそこのまま禁煙でもいいかもしれないなあ。
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    Set up the Manuscript mode, Go!
     当落発表はまだ先ですが、冬コミの原稿作りを始めました。
     10月から12月にかけては色々ありそうなので、そろそろ書き始めないと間に合わない。落ちたらヘコみますけれど。
     しかし、趣味というのは恐ろしいです。いっぺん書き始めると、楽しくて筆が止まりません。やめられないとまらないby某スナック菓子。

     何はともあれ、受かるといいなあ。
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    宇宙へのメッセージ、募集中
    宇宙へ飛び出せみんなのメッセージ!
     というわけで、日本大学が打ち上げるキューブサット、SEEDS(シーズ)に搭載して打ち上げるようです。応募期間は11/1必着だそうです。1号機はドプニエルの失敗で残念なことになってしまったため、リベンジですね。
     打ち上げは2007年6月、ロケットはインド宇宙機関(ISRO)のPSLVロケットを予定しているようです。

    日本大学では、2001年より実践的な宇宙工学教育を目的として、超小型人工衛星SEEDS(シーズ)の開発を行ってきました。そして、SEEDS(シーズ)1号機の開発・打ち上げを通して、非常に多くの方々に支えられていることを実感しました。今回の2号機の打ち上げにこぎつけたのも、皆様のご協力のおかげであると思います。そこで感謝の気持ちとして、今回、この再打ち上げのチャンスを生かして、皆様の宇宙へ向けたメッセージをマイクロフィルム化し、SEEDS(シーズ)2号機に搭載することとなりました。皆様の宇宙に対する夢や希望などを宇宙へ打ち上げてみませんか?

     ということで、皆さんもいかがですか? 私はもちろん応募します。

     余談ですが、PSLVはPolar Satellite Launch Vehicle(極軌道衛星打ち上げ機)の略なんですね。そのままじゃないか!
     気になって他のロケットの名前も調べてみました。
    最初の実用機:SLV(Satellite Launch Vehicle)「衛星打ち上げ機」
    2番目:ASLV(Augmented Satellite Launch Vehicle)「増強型衛星打ち上げ機」
    3番目:PSLV
    4番目:GSLV(Geosynchronous Satellite Launch Vehicle)「静止衛星打ち上げ機」
     実用一点張りの名前。わかりやすくていいです。

     PSLV(JAXA「スペース百科」より転載)
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    金木犀の宇宙的雑文7 重力って何よ
     ちょっと大仰なタイトルですが、最近ちょっと必要があって、人工天体の軌道制御と軌道設計をかじってます。表面をさらりとなぞるだけのつもりだったのですが、それが難しい。探査機が飛んでいる間にも惑星は公転しているわけで、惑星間航行をやらせるためにはこれを理解しなきゃならないんですね。
     軌道設計のプロはすごいと思います。話に聞くところによると、太陽系を4次元展開(XYZ軸+時間経過)できる方もいるそうですが・・・。
     元来典型的な文系の私としては(数学は、数列のΣ記号で投げ出しました)、理論に出てくる数式を示されてもそれは呪文にしか見えないのです。そりゃ、具体的な数字を代入して計算することはできますが、その裏側の理論に至っては、1割くらいしか理解していないように思います。E=mc^2がいい例ですね。考えるのは好きなんですが、どうしても卑近な具体例を求めてしまいます。

     結論。理系はすごいと思います。とはいえ、理系の方にお話を聞いたら真逆のことを言われてしまいそうですが。
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    アリアン飛翔
     LDREX-2の打ち上げはうまくいったようです。展開試験は16日だそうですので、まだ油断はできませんが。
    大型展開アンテナ小型・部分モデル2(LDREX-2)の打上げ結果について(JAXA)
    Mission Update(Arianespace社)
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    SELENE報道公開
     つくばの一般公開に先立って、13日報道公開だったようです。

    セレーネ 写真:共同通信
     衛星は、縦横2.1メートル、高さ4.8メートルの四角い主衛星(重さ2.9トン)と八角形の子衛星2機(同各50キロ)からなる。主衛星には14種の観測機器とハイビジョンカメラを搭載。月の上空100キロを周回し、水や鉱物の分布を観測するほか、レーダーで地下5キロまでの構造を調べる。子衛星は電波の中継などに使う。(毎日新聞)

     断熱材が黒いのは珍しいですね。たいていはポリイミドなので金色なんですが。引き締まった感じがしてかっこいいです。月かあ・・・行ってみたいけど。
    月探査情報ステーション ここがSELENE計画の公式HPです。現在諸事情により更新停止中だそうです。

     そういえば、明日はアリアン5でLDREX-2の打ち上げです。形式はECA。これがうまくいかないとETS-VIIIが上がらない。無事の成功を祈ります。打ち上げ時間帯は午前5時56分~6時56分(JST)ですが、Web中継はないみたいです。
    大型展開アンテナ小型・部分モデル2(LDREX-2)の打上げ延期について(JAXA)
    Mission Update(アリアンスペース社。英文。期間限定)
    Launcher family/Ariane 5 Introduction(アリアンスペース社。英文。図の右側が今回使うタイプ)
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    噂のアイツがやってきた
    マックスコーヒー

     今日、神保町の路地を歩いていたら、コイツを発見しました。
     その名は「Max coffee」。知る人ぞ知る甘々缶コーヒーです。ポッカよりも、ジョージアオリジナルよりも、UCC三色缶よりも甘い強敵。
     千葉県全域と茨城南部にしか生息が確認されていないのに、なんで東京ど真ん中にあったのかは謎。
     もしかして……全国展開とか?(かなり恐)
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    ダイスを転がせ!
     最近2週に1回ほどのペースでTRPGをしています。
     TRPGという語になじみのない方もいると思いますので軽く説明。
     「テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム」というのが正式名称で、要はドラクエやらFF、サガといったRPGを、ゲーム機なしでやろうというもの。一人が一人、ゲームの登場人物を演じて、シナリオをクリアしていくゲームです。必要なのはルールブックと紙とペンとサイコロ、それにプレイヤーが数名という、いたってお手軽に始められるゲームです。
     テーブルトークRPG(wikipedia)←詳しくはここで。

     まあそんなわけで、今日やったのは「クトゥルフの呼び声」というシステムです。
     琉球弧の絶海の孤島(not無人島)で奇妙な神話的事件に巻き込まれ、それを解決するというシナリオでした。
     私の役どころは若手の男性作家。CONが8、SIZが16という、とってももやしっ子なキャラクターです。それでも邪神様の出現と津波に耐え、なんとかエンディングまで生き延びました。
     他のシステムならいざ知らず、このシステムでは、戦闘は基本的には避けるものです。こっちは弱っちい人間、邪神様どころか眷属にすら勝てません。それどころか、姿を見ただけで気が狂ってアッチの世界に旅立ってしまいます。このバランスが意外と難しい。シナリオによっては、ぽんぽん自キャラが死んでいって、父母姉妹に兄弟祖父母、叔父叔母いとこ等々、一族みんな出した挙げ句すべて討ち死になどということもあるみたいです。
     今回は、情報収集と推理が基本だったので、「作家」と宣言して取った技能はわりと役立ちます。書庫で事件について調べものをする、なんていう技能は職業柄必須のハズでしょう。
     パーティープレイなので、器用貧乏よりも何かに特化した方が役に立つ、これは鉄則だとあらためて思った次第。

    まとまりそうもないので今日はこの辺で筆を置きます。ああ尻切れトンボ。
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    追悼 米澤嘉博氏
     今日は、米澤氏の葬儀の日です。
     直接お会いしたことこそありませんが、氏の創設されたコミケには大きな影響を与えられています。
     中学の時にコミケに出会っていなかったら、SFとロケットに目覚めるのはもっと後になっていただろうし、趣味で本を作るなんて考えもしなかったでしょう。たぶん、このブログもなかったはず。 告別式には参列したいと思っていましたが、叶わず。せめて今日は、トーンを抑えた服装で出棺と告別式の時刻に麻布を拝し、感謝の念を捧げることにしましょう。

    追悼会があるなら万難を排して行きます。
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    金木犀の宇宙的雑文6 誕生日によせて
    今日は私の誕生日です。
    JAXAのウェブサイトで、航空宇宙関連の10/5の出来事を調べてみました。
    1931年 パングボーン、ハーンドン、ベランカ機で青森県淋代=ウエナッチ間初の太平洋無着陸飛行(アメリカ)
    1923年 E.ハッブル、M31銀河に変光星を発見(アメリカ)
    1882年 世界で最初に液体燃料ロケットをつくった、R.ゴダード、生まれる(アメリカ)

    なんとな!? ゴダード先生と誕生日が同じなのか!
    あのV2号にも影響を与えたと言われている、液体ロケットの父ですよ。
    これはかなり嬉しい。

    では、もう少しこの日が誕生日の人物を調べてみようかな。
    こんなこと滅多にしないので、面白いですよ。
    黒木瞳、橋本聖子、やしきたかじん、横田めぐみ、田臥勇太、榎本武揚、矢野徹、ほうほう、錚々たるメンツじゃないか。
    矢野さんと同じかあ。SF翻訳の第一人者だった方だ。尊敬しているので、嬉しいと同時にちょっと気が引けるかも。

    そんなわけで、また一年生き延びました。
    いくつになったのか、だって? それは秘密ですよ。

    ロバート・ハッチンス・ゴダード 液体ロケットとゴダード
    左:ロバート・ハッチンス・ゴダード   右:世界初の液体燃料ロケットとゴダード

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    金木犀の宇宙的雑文5 ある時代の終焉
    訃報(コミケット準備会)
     2006/10/1 午前4時40分、ひとつの時代が終わった。
     コミケット準備会代表、米沢嘉博氏、死去。
    3 1年前に、すでに今日あるを予想していたという、故岩田氏と並ぶ同人界のパイオニア。
     「時代」の名のもと、常に激変しつづける同人を取り巻く環境に適応して準備会を、コミケを、同人界を率いてきた男。
     大きな、かけがえのない支柱を失ってしまった。
     ご冥福をお祈りします。

     ここに、「ポスト米沢」のコミックマーケットに対する、ひとつの予想を立ててみたい。あくまでも、私の勝手な想像であるし、一部に推測が混じっていることもお断りしておく。

     いまや文字通り巨大な「マーケット」となってしまったコミックマーケット(以下コミケ)だが、その中核たるコミケット準備会は、組織図を見る限り、事務組織・経理組織・対外組織に大別できるだろう。
     そのうち、米沢氏がいなくなったことによって一番ダメージをこうむるのはどこか。
     いわずもがな、対外組織だろう。
     ごく初期をのぞき、米沢氏がずっとトップを務めていた組織である。一応会社の体裁を持ってはいるものの、限りなく任意団体に近い準備会にとって、米沢氏の持つカリスマ性と経験(恐らくはコネも)は、何者にも変えがたい看板であっただろうことは想像に難くない。数十万の日動因を見るまでに膨れ上がったコミケが、それでも米沢氏の号令一下で動いていた体制を見ると、そのカリスマ性がうかがわれる。
     米沢氏の後を継いだ安田かほる・筆谷芳行・市川孝一の3氏は、恐らく米沢氏に本当に近かった方々だろうが、「コミケットの○○です」と言っても、「コミケットの米沢です」ほどの知名度とインパクトはあるまい。

     また、対外的に大きな人物がいなくなると、組織は少なからず弱体化するものである。対外的に大きな人物は、その存在だけで外圧から組織を守っているからだ。
     コミケで頒布されている同人誌の多くは、いわゆる「法律のグレーゾーン」にあてはまっている。現在、同人誌の多くが著作権者の「黙認」ということで存在できている以上、どんな形であれ外圧がかかった場合、切り抜けるのは非常に困難だ。さらに言えば、弱体化したすきをつく形で、警察などによりグレーゾーンが一斉に検挙される可能性もある。
     3日目、東館に行くのに身分証の提示が必要になるが、提示して行った先には販売停止処分を受けた、空っぽのスペースが並んでいる・・・という自体もありえるわけだ。
     そんなことが現実になったら──「どんな形であれ、全ての表現を受け入れる」というのがコミケットの存在意義でありテーゼである以上、存在価値が無くなってしまう。

     以上は最悪のシナリオだし、私の推測に依るところが大きいのは最初にお断りした通りだ。もしかしたら事実誤認もあるかもしれない(気づいたらご指摘下さい)。米沢氏の存在はそれほど大きかったと言うことだ。

     準備会新代表の方々には、ぜひ頑張って頂きたいと応援している。私も、コミケを発表の場とする(航空宇宙で旅行記という、コミケ以外ではあまり取り合ってもらえないジャンルの)同人創作者のひとりなのだから。
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